はじめに
ハッカソンは、短期間でアイデアを形にし、チームで開発を進めるイベントです。
参加することで技術力の向上はもちろん、チームワークやタイムマネジメント能力も鍛えられます。
しかし、実際に参加してみると、思いがけない課題に直面することが多いのも事実です。本記事では、ハッカソンでの困りごとやその対策、振り返りの重要性についてまとめました。
書こうと思ったきっかけ
私がITスクールのハッカソンに参加した際、さまざまな壁にぶつかりました。
しかし、その経験を共有することで、これからハッカソンに参加する人の助けになればと思い、本記事を書くことにしました。
困りごとは誰かにとっての貴重な知見になることもあります。ぜひ参考にしてみてください。
ハッカソンで困ったこと・共有しておきたいこと
ハッカソンは短期間でプロダクトを作り上げるイベントですが、実際に参加するとさまざまな困難に直面します。以下に、私が経験した困りごとをまとめました。
1. チーム内の認識のズレ
ハッカソンでは、限られた時間の中でアイデアを形にするため、チーム全員が同じ方向を向いていることが重要です。しかし、
- 役割分担が曖昧
- ゴールの認識が違う
- 技術的な知識レベルの違いによる作業スピードの差
など、チーム内での認識のズレが発生すると、開発がスムーズに進まなくなります。
解決策:
- 最初にしっかりと「今回のゴール」を全員で確認する
- こまめに進捗報告を行い、ズレが発生していないかチェックする
- 必要ならば適宜役割を見直す
2. 技術的な壁
ハッカソンでは、新しい技術に挑戦することも多いため、技術的な壁にぶつかることがあります。
- 使ったことのないフレームワークに挑戦したけど、実装が進まない
- APIの使い方が分からない
- 環境構築で時間を取られすぎる
解決策:
- 事前に最低限の技術調査をしておく
- 公式ドキュメントを活用する
- スクールのメンターや他の参加者に相談する
3. タイムマネジメントの難しさ
時間配分を誤ると、最後に慌てることになります。
- 初めの設計に時間をかけすぎて、実装時間が足りなくなった
- デバッグやテストの時間がなく、動かないものを提出することに
- プレゼン資料を準備する時間が足りなくなり、説明が雑に
解決策:
- 開発スケジュールを事前に大まかに決めておく
- 最低限動く状態を早めに作り、余裕を持ってブラッシュアップする
- プレゼン準備の時間も確保する
ハッカソン後の振り返りの重要性
ハッカソンは、終わった後の振り返りが非常に大切です。
1. チーム内での振り返り
チームメンバーと以下の点を共有すると、次回のハッカソンに活かせます。
- 良かった点: うまくいったこと、チームワークが機能した部分
- 改善点: もっとこうすればよかったこと、時間配分や役割分担の反省点
- 学んだこと: 新しく学んだ技術や、今後使えそうな知識
2. 他のチームとの振り返り
他のチームの発表を聞くことで、新しいアイデアや工夫を学べます。
- 他のチームの良い部分を学ぶ
- 自分たちのプロダクトの改善点を見つける
- 次回のハッカソンの目標を決める
まとめ
ハッカソンに参加することで、技術力だけでなく、チームで協力する力やプレゼン能力も鍛えられます。
また、困難に直面することで新しい学びが生まれ、それを次回に活かせるようになります。
今回のハッカソンを通じて感じたことや得た知識を次回のイベントに役立て、より良い開発体験を積んでいくことをおすすめします!
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