はじめに
vi
はLinuxでよく使われるテキストエディタの1つで、多くの環境に標準搭載されています。
しかし、環境によってはvim
を別途インストールする必要があります。
ここでは、各ディストリビューションごとのvi
(またはvim
)のインストール方法を紹介します。
書こうと思ったきっかけ
Linuxを使用する際、テキストファイルの編集が必要になることがよくあります。
その際にvi
がインストールされていない場合、スムーズに作業できないことがあります。
そこで、簡単にvi
(またはvim
)をインストールする方法をまとめました。
Ubuntu / Debian 系
UbuntuやDebianでは、デフォルトでvi
がインストールされていることが多いですが、vim
(Vi IMproved)をインストールすると拡張機能を利用できます。
sudo apt update
sudo apt install vim
インストール後、以下のコマンドでバージョンを確認できます。
vi --version
Red Hat / CentOS / Fedora 系
Red Hat系のディストリビューションでは、yum
またはdnf
を使用してvim
をインストールできます。
Yumを使用(CentOS 7 など)
sudo yum install vim
Dnfを使用(CentOS 8, Fedora など)
sudo dnf install vim
Arch Linux
Arch Linuxでは、pacman
を使用してvim
をインストールできます。
sudo pacman -S vim
Mac (Homebrewを使用)
macOSではHomebrewを使用してvim
をインストールできます。
brew install vim
vi
コマンドが見つからない場合
インストール後、vi
コマンドが見つからない場合は、vim
へのシンボリックリンクを作成することで解決できます。
sudo ln -s /usr/bin/vim /usr/bin/vi
これでvi
コマンドが使用できるようになります。
まとめ
各ディストリビューションごとにvi
やvim
のインストール方法は異なりますが、基本的には以下のパッケージマネージャを使用してインストールできます。
-
Ubuntu / Debian:
apt
-
Red Hat / CentOS / Fedora:
yum
またはdnf
-
Arch Linux:
pacman
-
Mac (Homebrew):
brew
インストール後にvi
またはvim
を実行し、エディタが開くか確認してみるのがおすすめです!