はじめに
Amazon Lightsailは、AWSが提供するシンプルな仮想サーバー構築サービスです。
インターフェイスが直感的で、AWS初心者にも分かりやすい設計になっています。
この記事では、Amazon Lightsailの特徴と基本的な使い方を解説し、サーバーを立ち上げる手順を詳しく紹介します。
Amazon Lightsailの特徴
Amazon Lightsailの主な特徴を以下にまとめました。
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使いやすさ
Lightsailは複雑なAWSの設定を簡略化し、数クリックで仮想サーバー(インスタンス)を構築できます。 -
低コスト
月額わずか数ドルから利用可能で、予算に応じたプランを選べます。 -
ワンクリックデプロイ
WordPressやNode.jsなどのテンプレートを選ぶだけで、アプリケーションのインストールが完了します。 -
スケーラビリティ
必要に応じて、LightsailのインスタンスをAWSの他のサービスと連携できます。
さらに詳しく知りたい方は、以下の公式サイトも参考にしてください。
Amazon Lightsailを始める手順
AWS Management Console にログインし、Lightsailを検索し、Lightsailのサービスページに移動します。
「Create Instance」ボタンをクリックし、以下の設定を選択します。
Pick your instance imageでは、「Linux/Unix」を選択し、WordPressを選びます。
Select a sizeの箇所は、初期設定のまま進み、$5プランを選択します(最初の90日間は無料で試用可能です)。
Identify your instanceの部分は、任意の名前を入力し、「Create instance」をクリックします。
数分後、「Running」と表示されれば正常にサーバーが起動しています。
インスタンスにSSH接続してみた
Lightsailの管理画面に戻り、作成したインスタンスの「Connect using SSH」ボタンをクリックします。
ブラウザ上で直接インスタンスに接続でき、コマンドの入力や実行が可能であることを確認しました。
ブラウザからアクセスしてみた
次に、作成したインスタンスの Public IPv4 address を使い、ブラウザでアクセスしてみます。
http://52.193.206.251/
以下の「Public IPv4 address」に記載されたIPアドレスが、インターネットからアクセス可能なアドレスです。
実際にブラウザにIPアドレスを入力すると、「WordPress」のサンプルページが表示されることを確認できました!
Lightsailを使用すれば、小規模な開発プロジェクトやテスト環境の構築が非常に簡単です。
また、WordPressやJoomlaなどのCMSも迅速にデプロイできます。
まとめ
Amazon Lightsailは、シンプルさと低コストを両立した仮想サーバー構築サービスです。
特に、AWS初心者や小規模プロジェクトには最適な選択肢です。
今回の手順を参考に、ぜひ自身でLightsailを活用してみてください。この記事が誰かの技術の支えになれば嬉しいです!
参考記事