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Go言語で「Hello, World!」を目指して:Linux/Mac/Windowsそれぞれの環境でのGo言語インストールと設定ガイド

Last updated at Posted at 2025-01-12

はじめに

これまでバックエンドの言語といえば、Pythonばかりを勉強してきました。しかし、今回少しだけGoogleが開発した「Go」という言語についても学んでみようと思います。

以前から興味はあったものの、なかなか時間を確保できず手をつけられずにいましたが、この機会に挑戦してみることにしました。

この記事では、環境構築に焦点を当てています。この内容が誰かの技術の助けとなれば幸いです。

書こうと思ったきっかけ

現在受講しているITスクールでのハッカソン(チーム開発)では、バックエンド言語としてPythonまたはGoのどちらかを選択する必要があります。

私は直接バックエンドの担当ではありませんが、最低限「Hello, World!」やDockerファイルの作成程度の作業はできるようになりたいと思い、この機会に勉強を始めることにしました。

しかし、AWSのLambda関数で一部の言語がサポート対象外になるというニュースを目にしたこともあり、今後は基本的な部分だけを軽く学んでいく予定です。

参考記事:

困っていたこと

今回困っていたのは、使用しているMacBookでGoに関するコマンドを実行した際に、以下のエラーが発生したことです。

➜  Desktop git:(honda-branch) ✗ go version
zsh: command not found: go

この「zsh: command not found: go」というエラーは、Goがインストールされていない、もしくは環境変数 PATH にGoの実行ファイルパスが正しく設定されていない場合に発生します。

私の場合、Goの環境構築やインストールをまだ行っていなかったため、このエラーが発生したのは当然の結果でした(笑)。

これを機に、自宅環境のLinux、Mac、Windowsそれぞれの環境で、Go言語のインストールや環境変数の設定を進めていきたいと思います。

1. Goがインストールされているか確認する

以下のコマンドを実行して、Goがインストールされているか確認します。

go version
  • 結果が表示されない場合: Goがインストールされていません。
  • Goのバージョンが表示される場合: Goはインストールされていますが、PATHが正しく設定されていません。

2. Goをインストールする

a. Linuxの場合

  1. Goの公式サイトから最新バージョンをダウンロードします: https://go.dev/dl/

    例:以下のコマンドでダウンロードします。

    wget https://go.dev/dl/go1.20.6.linux-amd64.tar.gz
    
  2. Goをインストールします:

    sudo tar -C /usr/local -xzf go1.20.6.linux-amd64.tar.gz
    
  3. 環境変数を設定します(~/.zshrc または ~/.bashrcに追加):

    export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin
    
  4. 設定を反映します:

    source ~/.zshrc
    

ここでは、自宅のLinuxサーバーにGoを導入しました。以下はそのインストール完了後のスクリーンショットです。

Screenshot 2025-01-12 at 16.44.03.png

b. macOSの場合

  1. Homebrewを使ってインストールします:

    brew install go
    
  2. PATHに追加します(必要であれば):

    echo 'export PATH=$PATH:/usr/local/go/bin' >> ~/.zshrc
    source ~/.zshrc
    

私の環境では、以下のようにインストールを実施しました。

Screenshot 2025-01-12 at 16.27.24.png

c. Windowsの場合

  1. Goの公式サイトからインストーラをダウンロードします。
  2. インストール後、システム環境変数 Path にGoのパスを追加します(通常 C:\Go\bin)。

Windows環境では、以下のようにインストールを実施しました。

Screenshot 2025-01-12 at 16.47.56.png

3. 確認

Goのインストールが完了したら、以下のコマンドを実行してバージョンを確認します。

go version

実行例:

➜  Desktop git:(honda-branch) ✗ go version
go version go1.23.4 darwin/amd64

バージョンが正しく表示されれば、インストールと環境設定は完了です!

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。今回は、私のMacBookにGo言語のセットアップができていなかったため、自宅にあるすべての環境に導入してみました(笑)。

環境変数のパスも正しく設定できたので、これからはGoの基本的なコマンドが問題なく使えるようになると思います。

これから少しずつキャッチアップを進めていきたいと思います。この内容がどなたかの技術的な参考になれば幸いです。

おまけ

私自身、Go言語を本格的に学ぶかどうかはまだ決めていませんが、せめてGo言語のDockerファイルぐらいは作れるようになりたいと思っています。

最近はインフラやネットワーク関連の記事を書くことが多かったのですが、今回Go言語に触れてみたことで良い気分転換になりました。

次回は、Go言語のDockerファイル作成に挑戦してみようと思います。

参考記事

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