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個人的な備忘録:FQDN(Fully Qualified Domain Name)について、DNSとの関係から実際の取得方法まで説明してみた

Last updated at Posted at 2025-01-29

はじめに

インターネットを利用する中で、私たちは日々「www.google.com」や「yahoo.co.jp」といったドメイン名を目にしています。

これらのドメイン名の中でも、ホスト名を含んだ完全な形のものを FQDN(Fully Qualified Domain Name、完全修飾ドメイン名) と呼びます。

FQDNはネットワーク管理やサーバー運用に欠かせない概念であり、特にインフラエンジニアにとっては基本知識の一つです。

本記事は個人的な備忘録としてまとめたものです。その点をご理解いただければ幸いです。

書こうと思ったきっかけ

実務でDNSを扱う機会が多く、それに伴いFQDNについても深く学んできました。

私自身、最初は全く理解できませんでしたが、仕組みを知ることで「なるほど、こういうことだったのか」と納得できるようになりました。

今回、学んだことを整理し、自分自身の振り返りの機会とするために、この記事としてアウトプットすることにしました。

FQDNとは?

FQDN(Fully Qualified Domain Name、完全修飾ドメイン名)は、インターネット上の特定のホスト(コンピュータやサーバー)を一意に識別するための完全なドメイン名のことです。

Screenshot 2025-01-29 at 22.31.11.png
引用画像:https://www.kagoya.jp/howto/it-glossary/domain/fqdn/

単に「ドメイン名」と言う場合もありますが、FQDNはより詳細な指定を含んだ形です。

FQDNの構造

FQDNはドット(.)で区切られた複数の部分(ラベル)で構成されます。

一般的な形式:

[ホスト名].[ドメイン名].[トップレベルドメイン]

具体例

www.example.com

  • www → ホスト名(サーバーの名前)
  • example → ドメイン名
  • com → トップレベルドメイン(TLD)

FQDNとその説明

ホスト名だけではネットワーク内の他のホストと区別しにくいですが、FQDNを使うことでグローバルに一意な識別が可能になります。

FQDN 説明
www.google.com Googleのウェブサイト
mail.yahoo.co.jp Yahoo! Japanのメールサーバー

実際に端末のFQDNを取得してみた

システムで自分のFQDNを確認するには、以下のコマンドを使用できます。

Linux/macOS

hostname -f

実際のコマンド結果

➜  ~ hostname -f
MacBook-Pro.local

Windows(コマンドプロンプト)

echo %COMPUTERNAME%

実際のコマンド結果

C:\Users\user>echo %COMPUTERNAME%
HONDA-WINDOWS11

FQDNとDNSの関係

FQDNはDNS(Domain Name System)を使ってIPアドレスと対応付けられます。たとえば、www.example.com はDNSサーバーを介して 93.184.216.34 というIPアドレスに変換されます。

FQDNはネットワーク管理やサーバー運用において重要な概念なので、理解しておくと役立ちます!

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。基本的な内容でしたが、丁寧に振り返ることで、より深く記憶に定着させることができました。

FQDNはDNSと密接に関わる概念であり、私自身も今後、積極的に活用していきたいと考えています。

今回のまとめが、どなたかの技術の支えとなれば幸いです。

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