はじめに
実務や学習の中で "このURLって何?" "この宛先どこを指してるの?" といった疑問を持つことがあり、整理しておきたいと思ったためです。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
特にクラウドやAPIに触れる機会が増える中で、エンドポイントの概念を正確に理解しておくことは重要だと感じました。
エンドポイントとは?
エンドポイント(endpoint)とは、ITやWeb開発の分野において「通信の接続先」や「サービスが提供される場所」を指します。APIやネットワーク、クラウドなど、さまざまな文脈で登場する用語です。
エンドポイントの使われ方
1. APIエンドポイント
REST API や GraphQL API などで、特定のリソースにアクセスするためのURL。
例:
-
https://api.example.com/users
(ユーザー情報取得用) -
https://api.example.com/items/123
(特定の商品情報取得)
参考文献
2. ネットワークエンドポイント
TCP/IP通信などにおける、送信先や受信元を表すもの。IPアドレス+ポート番号の組み合わせが典型的です。
例:
-
192.168.1.10:80
(Webサーバー)
参考文献
3. クラウドサービスのエンドポイント
AWSやAzure、GCPなどのクラウドサービスでも、各サービスへアクセスするためのエンドポイントが定義されています。
例:
- AWS S3:
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com
- AWS RDS:
mydb.cluster-123456789.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com
参考文献
エンドポイントを設計・利用する際の注意点
- 認証と認可:APIエンドポイントは基本的に認証が必要。
-
URLのバージョニング:
/v1/
などでバージョン管理をすることが多い。 - HTTPSの利用:セキュリティの観点からHTTPではなくHTTPSを使う。
- リージョンの確認:クラウドのエンドポイントはリージョンごとに異なることがある。
まとめ
エンドポイントは「通信の入り口」であり、API、ネットワーク、クラウドなど幅広い場面で登場します。
特にクラウド時代の今、意識的に理解を深めておくことで、トラブルを防ぎ、設計や開発の質も向上します!
個人的な備忘録としてまとめましたが、参考になれば幸いです!