はじめに
本記事では、Visual Studio Code(VS Code)の拡張機能「Dev Containers」を使って構築する開発環境である「Dev Container」について解説します。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
Dockerを活用した開発環境の一つであり、環境構築の煩わしさを軽減し、どこでも同じ開発環境を再現できる点が特徴です。
書こうと思ったきっかけ
受講しているITスクールのハッカソン交流会にて、初めて「Dev Container」という単語を耳にしました。聞き慣れない用語だったため、自分でも改めて調べてみようと思ったのが、今回この記事を書こうと思ったきっかけになります。
Dev Containerとは
Dev Containerは、VS CodeとDockerを使って構築する開発環境です。
参考文献
Windows、Mac、Linuxといった主要なOS上で動作し、以下のような特徴があります。
- VS CodeでDev Containerを起動すると、Dockerコンテナがフル機能の開発環境として利用可能になります。
- ホストマシンからソースコードをマウントしつつ、VS Codeの拡張機能やライブラリはコンテナ内にインストールされます。
- これにより、ホスト環境にインストールされている他のライブラリやツールとの競合を気にせずに開発が行えます。
利用シーンの一例
たとえば、プロジェクトAではNode.jsのバージョン14を、プロジェクトBではバージョン18を使いたい場合、ホストマシンで開発しているとバージョン管理ツール(nなど)での切り替えが必要になります。
しかし、Dev Containerを使用することで、プロジェクトごとに完全に独立した開発環境を用意できるため、こうした煩雑な作業を避けることが可能です。
まとめ
現時点ではまだDev Containerを実際に使ったことはありませんが、今回の調査を通じて仕組みや利便性について理解が深まりました。
今後、プロジェクトや学習の中で開発環境構築の必要が生じた際には、実際にDev Containerを試してみたいと考えています。
特に、チーム開発や異なる言語・フレームワークを扱うプロジェクトで活用することで、その効果を実感できる場面が増えるのではないかと感じています...!