はじめに
Markdown(マークダウン)は、シンプルな記法で文書を作成できる軽量マークアップ言語です。HTMLを使わずに、直感的に書けるのが特徴で、開発者やライターに広く利用されています。
GitHubのREADMEファイルやブログ記事、ドキュメント作成など、多くの場面で活用されています。
本記事では、Markdownの基本的な書き方を紹介します。
書こうと思ったきっかけ
私自身、プログラミングの学習やドキュメント作成をする中で、Markdownを活用する機会が増えました。
シンプルな構文で簡単に整った文章が書けるため、とても便利だと感じています。
しかし、最初は書き方に戸惑うこともあったので、これからMarkdownを使う人の参考になればと思い、まとめてみました。
Markdown(マークダウン)とは?
Markdownは、シンプルな記法で書ける軽量マークアップ言語です。HTMLなどのタグを使わずに、直感的に書けるのが特徴で、GitHubやNotion、ブログ記事、READMEファイルなどでよく使われています。
Markdownの基本構文
以下に、Markdownの主要な書き方とその実例を紹介します。
1. 見出し(Heading)
見出しは #
を使います。 #
の数が増えるほど、小さな見出しになります。
# 大見出し(H1)
## 中見出し(H2)
### 小見出し(H3)
#### H4
##### H5
###### H6
表示結果
大見出し(H1)
中見出し(H2)
小見出し(H3)
H4
H5
H6
2. 強調(太字・斜体)
テキストを *
や _
で囲むことで、太字や斜体にできます。
*斜体* または _斜体_
**太字** または __太字__
***太字かつ斜体*** または ___太字かつ斜体___
表示結果
斜体 または 斜体
太字 または 太字
太字かつ斜体 または 太字かつ斜体
3. リスト(箇条書き・番号付きリスト)
- 箇条書きリスト(
-
または*
) - 番号付きリスト(
1. 2. 3.
)
- リスト1
- リスト2
- サブリスト1
- サブリスト2
1. 番号付きリスト1
2. 番号付きリスト2
1. ネストされたリスト
2. ネストされたリスト
表示結果
- リスト1
- リスト2
- サブリスト1
- サブリスト2
- 番号付きリスト1
- 番号付きリスト2
- ネストされたリスト
- ネストされたリスト
4. コードブロック・インラインコード
コードを記述する場合は、バッククォート (`) を使用します。
インラインコード
`print("Hello, World!")`
表示結果
print("Hello, World!")
コードブロック(複数行)
```markdown
```python
print("Hello, World!")
表示結果
print("Hello, World!")
5. リンクと画像
- リンク:
[表示テキスト](URL)
- 画像:

[Google](https://www.google.com)

6. 引用(Blockquote)
>
を使うと引用ができます。
> これは引用です。
>> ネストされた引用も可能です。
表示結果
これは引用です。
ネストされた引用も可能です。
7. チェックボックス(タスクリスト)
GitHubなどで使えるチェックボックスです。
- [x] 完了した項目
- [ ] 未完了の項目
表示結果
- 完了した項目
- 未完了の項目
8. 水平線
---
または ***
を使うと水平線が作れます。
---
まとめ
Markdownは、直感的に記述でき、見出しやリスト、コードブロックなどを簡単に表現できる便利な言語です。
特に、GitHubやNotionなどのツールと相性が良く、日常的な文書作成にも活用できます。
基本的な記法を覚えることで、スムーズに文章を整理し、読みやすいドキュメントを作成できるようになります。