はじめに
ClipyはMac向けの高機能クリップボードマネージャーです。コピーした履歴をすばやく呼び出せる便利なツールですが、初期設定では最新の10件がインライン(直列)で表示され、11件目以降がフォルダに分類されるようになっています。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
本記事では、履歴1〜10の項目も含めてすべての履歴をフォルダにまとめて表示する方法を紹介します。
書こうと思ったきっかけ
実際にClipyを使っている中で、1〜10件目だけがインラインで表示されることに違和感がありました。
履歴をすべてフォルダで整理して表示したいというニーズから、この設定方法をまとめることにしました。
設定手順
- Clipyメニューの「Preferences(設定)」を開く
- 上部タブから「Menu」を選択
- 以下の項目を変更
-
Number of items place inline:
0
-
Number of items place inside a folder:
10
(そのままでOK)
-
Number of items place inline:
設定の意味
- 「Number of items place inline」を
0
にすることで、インライン表示(メニュー直下のリスト)を無効化できます。 - 「Number of items place inside a folder」が
10
の場合、フォルダごとに10件ずつ履歴が表示されます。
補足
設定変更後は、Clipyを一度終了して再起動することで、確実に反映されます。
まとめ
履歴項目を整理して表示したい場合には、すべての履歴をフォルダ表示にまとめることで、視認性が向上し、より快適に利用できます。Clipyの柔軟な設定を活用して、自分好みにカスタマイズしてみましょう!