はじめに
Gitでコミットメッセージを記述する際に、シェルがコマンドを正しく認識しないトラブルが発生することがあります。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
本記事では、その原因と対処法について記録します。
書こうと思ったきっかけ
受講しているITスクールのハッカソンの開発の一環で、Git操作中に dquote>
が表示されて困ったため、今後同じことで詰まらないよう備忘録としてまとめます。
内容
Gitで以下のようにコミットしようとした際:
git commit -m "loginのファイルに/api/を追加”
メッセージのクオーテーションが全角の「”」だったため、以下のように dquote>
が表示され、コマンドが完了しなくなってしまいました:
dquote>
これはシェルがクオートの閉じを認識できていないため、まだコマンドが続くと判断している状態です。
解決方法
-
Ctrl + C
を押してコマンド入力を中断 - 以下のように 半角のダブルクオーテーションまたはシングルクオーテーションを使用して再実行
git commit -m "loginのファイルに/api/を追加"
または
git commit -m 'loginのファイルに/api/を追加'
まとめ
- 全角のクオート(”)を使うとコマンドが止まるので注意
- シェル上では必ず 半角のクオーテーション を使う
- トラブル時は
Ctrl + C
で脱出してからやり直す
ちょっとしたことですが、地味にハマりやすいポイントなので、初心者のうちは意識しておくと安心だと思います...!