はじめに
AWS CLI に登録された認証情報や設定を削除するには、以下の方法があります。
-
rm -rf ~/.aws/credentials
で 認証情報を削除 -
rm -rf ~/.aws/config
で リージョン設定を削除 -
すべての設定を一括で削除する場合 は、
rm -rf ~/.aws/
を実行
削除後は、aws configure list
で設定が削除されたことを確認することをおすすめします!
1. AWS 認証情報を削除する
AWS CLI に保存されている access_key
や secret_key
を削除するには、以下のコマンドを実行します。
rm -rf ~/.aws/credentials
このコマンドを実行すると、認証情報が完全に削除されます。
実際のターミナル画面
2. AWS 設定ファイルを削除する
Terraform などで利用されるリージョン情報やプロファイル設定を削除する場合は、以下のコマンドを実行します。
rm -rf ~/.aws/config
この操作により、AWS CLI の設定情報がリセットされます。
3. すべての AWS 設定を一括削除
認証情報 (credentials
) と設定 (config
) の両方を削除する場合は、以下のコマンドを実行してください。
rm -rf ~/.aws/
このコマンドを実行すると、AWS CLI に関連するすべての設定が削除され、完全に初期化されます。
実際のターミナル画面
4. 特定のプロファイルのみ削除
もし default
以外のプロファイルのみ削除したい場合は、以下のコマンドを実行して設定を開きます。
aws configure --profile プロファイル名
設定ファイルが開かれるので、不要な情報を削除して保存します。(Ctrl + X → Y → Enter
)
5. 削除後の確認
設定が正しく削除されたか確認するには、以下のコマンドを実行します。
aws configure list
実際のターミナル画面
すべての設定が削除されていれば、access_key
や region
の情報が表示されなくなります。
まとめ
- 誤って設定を削除すると、AWS CLI を利用する際に再設定が必要になります。
- 必要な情報は事前にバックアップを取ることを推奨します。
これで AWS CLI の設定を適切に削除できます!試してみてください!