はじめに
AIモデルを活用する中で、「プロンプト」という言葉を目にすることが増えてきました。
特に最近では「システムプロンプト」という設定項目を見かけることもありますが、通常のプロンプトとは何が違うか言語化できずに記事にまとめています。
本記事では、その違いについて簡単にまとめます。
書こうと思ったきっかけ
受講しているITスクールのハッカソンの開発の一環で忘れないように記事にまとめています。
内容
システムプロンプトとは?
システムプロンプトとは、AIモデルの振る舞いやキャラクター性、応答方針などを裏で制御するための指示です。通常はユーザーに見えない場所で使われますが、一部の開発ツールや実験環境では編集可能です。
例:
「あなたは丁寧で礼儀正しいアシスタントです。専門用語は中学生にもわかるように言い換えてください。」
このようなシステムプロンプトを入れることで、AIの回答のトーンや対応の仕方をコントロールできます。
参考文献
通常のプロンプトとは?
一方、通常のプロンプトは、ユーザーが直接入力欄に書く命令や質問のことです。たとえば:
「明日の天気を教えて」
「PythonでHello Worldを書くコードを教えて」
このような指示に対してAIが答える、いわゆる“会話の中身”となる部分が通常のプロンプトです。
参考文献
まとめ
- システムプロンプトは、AIの“性格や振る舞い”を裏で設定するもの。
- 通常のプロンプトは、ユーザーが入力する“質問や命令”のこと。
- 両者をうまく使い分けることで、より意図に沿ったAIの活用が可能になります。
ツールによってはシステムプロンプトを編集できるものもあるため、自分の目的に合わせて活用するとより効果的だと感じました...!