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時間効率UP:「ファイル名を指定して実行」で設定画面に即アクセスできるWindowsコマンド14選

Last updated at Posted at 2024-11-05

はじめに

仕事ではWindows PCを使っており、効率よく設定画面にアクセスすることが重要です。

私も以前、ヘルプデスク業務でPCのキッティングをしている際に、この「ファイル名を指定して実行」コマンドの便利さを実感しました。

初心者の頃は設定を探すだけで時間がかかっていましたが、このコマンドを使いこなすことで、各種設定画面に素早くたどり着けるようになり、作業効率が大幅にアップしました。

本記事では、備忘録含めてこの時短テクニックを活用できるよう、コマンドの活用方法をご紹介します。

まず、エンジニアは「時間」が命

エンジニアにとって、時間は最も貴重なリソースです。

多忙なスケジュールの中で、少しでも効率を上げることが求められます。

設定画面へのアクセスや日常のタスクを素早く行えることは、すべての作業のベーススキルだと考えています。

以下の記事も時間効率を上げる内容の記事になりますので、興味のある方は参考にしてみてください。

ファイル名を指定して実行とは

「ファイル名を指定して実行」は、Windowsの設定画面やツールを直接開くためのショートカット機能です。

スクリーンショット 2024-11-05 22.17.41.png

検索やクリックを省略して、設定画面に一発でアクセスできるため、日常的に使うと大幅に時間が節約できます。

以下に、実務で役立つ基本的な設定関連コマンドを紹介します。

実務でよく使う基本的な設定関連コマンド

システム関連

  • sysdm.cpl:システムのプロパティを表示し、コンピューター名やシステムの保護設定を確認・変更する

  • compmgmt.msc:コンピューターの管理画面にアクセスし、ディスク管理やイベントビューア、サービス管理ができる

  • winver:Windowsのバージョン情報とビルド番号を確認する

ネットワーク設定

  • ncpa.cpl:ネットワーク接続一覧を表示し、接続の状態を確認・変更する

  • firewall.cpl:Windowsファイアウォールの設定画面を開き、セキュリティポリシーを調整する

  • inetcpl.cpl:インターネットオプションを開き、ブラウザの設定やプライバシー、セキュリティオプションを変更する

デバイスとドライバー管理

  • devmgmt.msc:デバイスマネージャーを開き、デバイスやドライバーの状態を確認・管理する

レジストリ関連

  • regedit:レジストリエディターを開き、Windowsの詳細設定やカスタマイズを行う

システム構成

  • msconfig:システム構成画面を開き、スタートアップやブートオプション、サービス設定を行う

  • services.msc:サービス一覧を表示し、各サービスの状態を確認・管理する

  • gpedit.msc:ローカルグループポリシーエディター(Pro版以上)を開き、システムやユーザーに適用するポリシーを管理する

その他便利なコマンド

  • cmd:コマンドプロンプトを開き、ファイル操作やシステム操作ができる

  • powershell:PowerShellを開き、高度なシステム管理やスクリプト実行が可能

  • notepad:メモ帳を開き、テキスト編集に利用する

まとめ

「ファイル名を指定して実行」コマンドを活用することで、Windowsの設定にすばやくアクセスでき、無駄な時間を減らせます。

日常的に使うコマンドを覚えておけば、設定や管理業務がスムーズになり、結果的に仕事の効率が向上します。

効率よく仕事を進めたいエンジニアにとって、これらのコマンドはぜひ使ってみてください!

参考文献

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