はじめに
今回は、Windowsのコマンドプロンプトで使用できるコマンドをいくつかご紹介します。
この記事の内容は、自分の備忘録としてまとめたものですので、ご了承ください。
コマンド操作を積極的に活用したい方は、今回ご紹介するコマンドをぜひ参考にしてみてください。
書こうと思ったきっかけ
これまでWindowsパソコンを使うことが多かったのですが、最近はずっとMacBookを使っています。
MacBookのコマンド操作はスムーズに行えるものの、久しぶりにWindowsのコマンドプロンプトを使ったところ、多くのコマンドを忘れていることに気づきました。
そのため、今回の記事としてコマンドをまとめてアウトプットしようと思いました。
実際に忘れかけていたコマンドを整理してみた
ファイルを表示するコマンド: dir
ディレクトリ内のファイルやフォルダを一覧表示するには、dir
コマンドを使用します。
基本的な使い方
dir
このコマンドを実行すると、現在のディレクトリ内に存在するファイルやフォルダが一覧表示されます。
オプション付きでの使い方
dir
コマンドは、オプションを指定することで表示方法をカスタマイズできます。
オプション | 説明 |
---|---|
/p |
1ページずつ表示します(内容が多い場合に便利)。 |
/s |
サブフォルダ内も含めてすべてのファイルを表示します。 |
/a |
隠しファイルやシステムファイルも表示します。 |
/o |
表示を並べ替えます(例: /o:n で名前順に表示)。 |
例: サブディレクトリ内も含めて隠しファイルを表示
以下のコマンドを実行すると、隠しファイルを含むすべてのファイルがサブディレクトリも含めて一覧表示されます。
dir /a /s
フルパスで表示: tree
ファイルやフォルダの階層構造を視覚的に表示するには、tree
コマンドを使用します。
以下のコマンドを実行すると、現在のディレクトリ内のフォルダ階層構造がツリー形式で表示されます。
基本的な使い方
tree
オプション付きでの使い方
tree
コマンドは、オプションを指定することで表示内容を変更できます。
オプション | 説明 |
---|---|
/f |
ファイルも含めて表示します。 |
/a |
テキストベースで描画します。 |
例: ファイルも含めて階層構造を表示
以下のコマンドを実行すると、フォルダに加え、その中に含まれるファイルもすべて階層構造として表示されます。
tree /f
コマンドプロンプトで確認: whoami
現在ログインしているユーザー名を確認するには、whoami
コマンドを使用します。
使用方法
-
コマンドプロンプトを開きます。
-
以下のコマンドを入力して実行します:
whoami
このコマンドを実行すると、現在ログインしているユーザーの「ドメイン名\ユーザー名」の形式で結果が表示されます。
出力例:
DESKTOP-XXXXXXX\YourUserName
結果には、コンピュータ名(DESKTOP-XXXXXXX)とユーザー名(YourUserName)が表示されます。
ユーザー名だけを確認したい場合は、結果の後半部分(YourUserName)を確認してください。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回は、基本的な内容を中心にまとめてみました。
この記事が、誰かの参考や記録の助けになれば幸いです。
今後も、このような基礎的な情報を積極的にアウトプットすることで、自身の知識を整理し、振り返るきっかけを作っていきたいと思います。