はじめに
Next.jsとTailwind CSSを組み合わせてSPA(シングルページアプリケーション)を構成する方法について、簡単に紹介します。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
ReactベースのNext.jsと、ユーティリティファーストなTailwind CSSの組み合わせは、モダンなフロントエンド開発において非常に人気があります。
Next.jsとは?
- Reactのフレームワーク
- サーバーサイドレンダリング(SSR)や静的サイト生成(SSG)が得意
- ただし、SPAとして使うことも可能(
pages/_app.js
で状態管理などを統一)
参考文献
Tailwind CSSとは?
- クラス名でスタイリングを行うユーティリティファーストなCSSフレームワーク
- 例:
<div className="text-center p-4 bg-blue-500 text-white">Hello</div>
のように使う
参考文献
SPA構成とは?
- ページ全体をリロードせず、JavaScriptで画面遷移する構成
- Next.jsでは、
<Link href="/about">
のように書くことでページ遷移がSPAとして動作する
参考文献
導入手順(概要)
- Next.jsプロジェクトの作成
npx create-next-app my-app
- Tailwind CSSの導入
npm install -D tailwindcss postcss autoprefixer
npx tailwindcss init -p
tailwind.config.js
に以下を設定:
content: ["./pages/**/*.{js,ts,jsx,tsx}", "./components/**/*.{js,ts,jsx,tsx}"]
globals.css
に以下を記述:
@tailwind base;
@tailwind components;
@tailwind utilities;
-
SPAとしてのページ遷移を実装
pages/index.js
やpages/about.js
を作り、以下のようにリンクを設置:
import Link from 'next/link';
<Link href="/about">
<a>Aboutページへ</a>
</Link>
メリット
- 開発スピードが速い:Tailwind CSSでスタイルを素早く適用できる
- 保守性が高い:Next.jsのファイルベースルーティングで管理しやすい
- UXが良いSPAを簡単に構築可能
おわりに
Next.jsとTailwind CSSを使ったSPA構成は、シンプルながら拡張性が高く、学習コストも比較的低い構成です。
受講しているITスクールのハッカソンでも、今後さらに開発を進めていきたいと考えています!!
まずは簡単なプロジェクトから始めて、モダンなフロントエンド開発の一歩を踏み出してみましょう!