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個人的備忘録:手戻りを防ぐために押さえておきたい、要件定義と外部設計のポイントをまとめてみた

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はじめに

システム開発において、最初のフェーズである「要件定義」と、次の段階である「外部設計」は、プロジェクトの成功を大きく左右する非常に重要な工程です。

個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。

ここでは、それぞれの目的や内容、ポイントについて解説します。


要件定義(Requirements Definition)

目的

要件定義は、ユーザーや顧客が「システムで何を実現したいのか」を明確にする工程です。この段階での認識のズレが後々の手戻りやトラブルにつながるため、最も丁寧に行う必要があります。

内容

  • 業務フローや現状の課題のヒアリング
  • 必要な機能・非機能要件(例:セキュリティ、性能、運用など)の明確化
  • 利用者の操作環境(PC、スマホ、ブラウザなど)や想定ユーザー数
  • 成果物や納期、コストなどのプロジェクト条件

ポイント

  • 関係者(開発者、利用者、経営層など)全員と認識をすり合わせる
  • あいまいな表現を避け、具体的な言葉で記述する
  • ドキュメントとして残し、後工程の基準とする

参考文献


外部設計(External Design)

目的

外部設計は、ユーザー視点での「使いやすさ」を形にする工程です。システムの操作画面や出力帳票、他システムとの連携のあり方などを具体化します。

内容

  • 画面レイアウト、画面遷移の設計
  • 入力・出力項目の定義
  • エラーメッセージやバリデーション仕様
  • 外部インターフェース(API、外部DB連携など)の設計

ポイント

  • 実際に利用するユーザーの視点に立って設計する
  • プロトタイプやワイヤーフレームを活用し、イメージを共有
  • ユーザーからのフィードバックを取り入れながら調整する

参考文献


まとめ

要件定義と外部設計がしっかりしていれば、後続の内部設計やプログラミングがスムーズに進み、品質の高いシステムにつながります。

逆にこの2つをおろそかにすると、プロジェクトの手戻りや品質低下のリスクが高まります。

そのため、開発の初期段階で丁寧に取り組むことが重要です!!

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