はじめに
Laravelでアプリケーション開発を学習中に、最初からプロジェクト内に存在していたマイグレーションファイルに疑問を持ちました。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
これは何のためのファイルなのか、自分で作成したマイグレーションとの違いは何かを調べた内容を記録しておきます。
書こうと思ったきっかけ
個人的にPHPのキャッチアップをしたくて、勉強している初学者による備忘録としてください。マイグレーションの一覧を見て「すでにあるファイルは何なのか?」という素朴な疑問から調査を始めました。
内容
以下は php artisan migrate:status
を実行した際に表示されたマイグレーション一覧です:
0001_01_01_000000_create_users_table
0001_01_01_000001_create_cache_table
0001_01_01_000002_create_jobs_table
2025_05_05_010232_create_messages_table
参考文献
それぞれの意味は以下の通りです:
create_users_table
Laravelがデフォルトで用意しているユーザー管理用のテーブルで、ログインや登録などの認証機能で使用されるみたいです
Schema::create('users', function (Blueprint $table) {
$table->id();
$table->string('name');
$table->string('email')->unique();
$table->timestamp('email_verified_at')->nullable();
$table->string('password');
$table->rememberToken();
$table->timestamps();
});
create_cache_table
キャッシュ機能をデータベースで管理する際に使われるテーブルです。
Laravelで CACHE_DRIVER=database
の設定時に活用されます。
create_jobs_table
キュー処理用のテーブルで、非同期処理(メール送信や重いタスクなど)をデータベース上で管理するために使います。
create_messages_table
これは自分で作成したマイグレーションファイルで、フォーム送信などで入力されたデータ(名前など)を保存するためのテーブルです。
まとめ
Laravelではプロジェクト作成時から認証やキュー処理、キャッシュのためのマイグレーションが準備されており、必要に応じてこれらを有効活用できることが分かりました。
自分で追加したマイグレーション(messagesなど)はその目的に応じて設計する必要があります。
次は、messages
テーブルにカラムを追加してフォームデータを保存できるように実装を進めていきます...!