0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

上級者向け:Amazon Bedrockを使用して独自の生成系AIを作成する方法

Last updated at Posted at 2024-10-25

はじめに

近年、生成系AIの発展により、さまざまなアプリケーションでの活用が進んでいます。Amazon Bedrockは、開発者がこれらのAIモデルを容易に利用できるプラットフォームです。

私自身、職場では生成系AIの使用が基本的に禁止されているため、主にインターネット上の文献などを参考にしながら、日々の手順書作成や障害対応を行っています。

本記事では、Amazon Bedrockを使用して生成系AIを作成する手順を詳しく説明します。

知識整理

Amazon Bedrock

Amazon Bedrockは、さまざまな基盤モデル(FM)にアクセスできるサービスです。

スクリーンショット 2024-10-25 23.49.41.png
引用画像:https://businessnetwork.jp/article/16662/

これにより、テキスト生成、画像生成、対話システムなどの機能を簡単に利用できます。

Bedrockを利用することで、開発者は自分のアプリケーションに高度なAI機能を組み込むことができます。

生成系AI

生成系AIとは、与えられたプロンプトに基づいて新しいコンテンツを生成するAIモデルのことを指します。これには、テキストの生成、画像の生成、音声の生成などが含まれます。

スクリーンショット 2024-10-25 23.51.05.png
引用画像:https://diamond.jp/articles/-/319525

生成系AIは、自然言語処理やコンピュータビジョンなど、さまざまな分野で応用されています。

補足事項:すべての基盤モデル(FM)を使えるのはバージニア北部リージョンだけ(2024/10月時点)

Amazon Bedrockのすべての基盤モデル(FM)を利用するには、バージニア北部リージョンにアクセスする必要があります。

このリージョンでは、提供されるモデルの種類が最も豊富で、最新の機能や更新が早く反映されます。

生成系AIの構築手順

1. Amazon Bedrockにアクセス

AWS マネジメントコンソールにログインし、Amazon Bedrockのサービス画面に移動します。

スクリーンショット 2024-10-25 23.59.46.png

ページ左ペインから「モデルアクセス」の画面に進みます。

スクリーンショット 2024-10-26 0.02.26.png

2. モデルの有効化

「特定のモデルを有効にする」を選択し、画面遷移後にAnthropicの中からClaude Instantを選び、チェックボックスに✅を入れます。

スクリーンショット 2024-10-26 0.07.19.png

画面遷移後に、Anthropicの中から、Claude Instantを選択し、チェックボックスに✅を入れます。

スクリーンショット 2024-10-26 0.31.57.png

次に、アクセスをリクエストに進み、送信ボタンを押下します。

スクリーンショット 2024-10-26 0.33.20.png

3. 個人情報の入力

次の画面で、必要な個人情報や会社名を入力し、そのまま進みます。「Claude Instant」が「アクセスが付与されました」と表示されたら設定が完了です。

スクリーンショット 2024-10-26 0.35.55.png

4. Playgroundでの利用

ナビゲーションメニューから[playground] – [Chat]を選択し、カテゴリ(Anthropic)と基盤モデルから先ほどリクエストしたモデルを選択します。

スクリーンショット 2024-10-26 0.49.51.png

モデルを選択後、「Claude Instant」を適用してチャットを開始します。

スクリーンショット 2024-10-26 0.50.51.png

日本語で簡単にチャットを行い、生成された応答を確認してAIの機能を体験できます。

スクリーンショット 2024-10-26 1.00.15.png

まとめ

この記事では、Amazon Bedrockを使用して生成系AIを作成する方法について解説しました。

Amazon Bedrockを利用することで、生成系AIを手軽に実装し、さまざまなアプリケーションに活用することができます。

興味のある方は、ぜひ手を動かして試してみてください。

参考文献

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?