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ハッカソン個人備忘録⑦:FastAPI × Next.js × Fargate構成で作れるWebアプリまとめメモ

Last updated at Posted at 2025-04-07

はじめに

モダンなWebアプリケーション開発を目指す際、技術選定はその将来性や保守性、開発体験に直結します。

この記事では、以下の技術スタックを採用した場合にどのようなアプリケーションが構築されるのか、具体的な想定と特徴を整理していきます。

  • バックエンド:FastAPI
  • フロントエンド:Next.js(TypeScript)
  • インフラ:AWS Fargate + Terraform

書こうと思ったきっかけ

自分自身が新しい技術スタックを組み合わせて開発を進めるにあたって、「この構成でどんなアプリが作れるのか?」という視点で整理しておきたいと考えました。

個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。

特に、クラウド環境での実運用や、スケーラビリティを意識した構成を選ぶ理由も含めて記録することで、他の開発者の参考にもなればと思います。


🔧 バックエンド:FastAPI

特徴:

  • Python製の高速APIフレームワーク
  • 非同期処理対応で、軽快なパフォーマンス
  • 型ヒントから自動的にSwagger UIやOpenAPIドキュメントを生成
  • 少ないコード量で高機能なAPI構築が可能

用途例:

  • ユーザー認証(JWTなど)
  • データのCRUD操作(DB連携)
  • AIや機械学習モデルの推論API
  • 外部APIとの連携処理

🧑‍💻 フロントエンド:Next.js(TypeScript)

特徴:

  • サーバーサイドレンダリング(SSR)対応でSEOに強い
  • 静的サイト生成(SSG)やクライアントサイドレンダリング(CSR)も柔軟に切り替え可能
  • TypeScript による型安全な開発体験
  • API Routes や Middleware 機能によって、軽量なバックエンド処理も内包可能

用途例:

  • 管理ダッシュボード
  • チャットUI、SNS投稿機能
  • ブログやポートフォリオなどの静的コンテンツ
  • 商品一覧・決済ページを含むECサイト

☁️ インフラ:AWS Fargate + Terraform

特徴:

  • Fargate:サーバーレスなコンテナ実行環境 → EC2管理が不要
  • Terraform:Infrastructure as Code により構成の再現性が高く、チーム開発やCI/CDに向く
  • オートスケーリングやログ監視(CloudWatch連携)とも親和性高い

用途例:

  • 本番環境の安定運用
  • 自動デプロイ・自動スケーリング対応のアプリ環境
  • 環境構築・破棄の自動化(ステージング/本番の切り分けなど)

🎯 想定されるアプリの種類

アプリの種類 解説
SaaSアプリ タスク管理、勤怠管理などの業務支援系ツール。
チャット・SNS系 WebSocket + FastAPI でリアルタイム通信にも対応可。
ポートフォリオ/ブログ Next.js の SEO強みを活かして静的コンテンツ構築。
管理画面付きのWebサービス モダンなUIとAPI連携で効率的にデータ管理が可能。
AI・データ解析アプリ FastAPI で推論APIを提供、Next.js で可視化や操作UI。

💡補足Tips:

  • 認証は FastAPI で JWT ベースが定番。
  • Terraform で ECSサービスとALBを自動構築。
  • GitHub Actions や CodePipeline との連携でCI/CDを実現。
  • CloudWatch Logs や Datadog を使えば、ログ監視も容易。

おわりに

この技術スタックは、学習コストを抑えながらも拡張性と実用性の高いモダンWebアプリを構築できる組み合わせです。

個人開発やハッカソンなどのチーム開発にも、チームでのプロジェクトにも十分対応できる構成なので、参考資料にしてみてください!

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