はじめに
Next.js プロジェクトでは、next.config.ts
というファイルに設定を書きます。
今回は、基本のテンプレートになっている下記の内容を解説します。
import type { NextConfig } from "next";
const nextConfig: NextConfig = {
/* config options here */
};
export default nextConfig;
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
実際のファイルについて
1. import type { NextConfig } from "next";
- Next.jsの標準タイプ
NextConfig
をインポートしています。 - ここでは "type" だけをインポートしているので、実行時には消えます。
- "設定オブジェクトの形をNext.jsの規則に合わせる"ための仕掛けです。
2. const nextConfig: NextConfig = { /* config options here */ };
-
nextConfig
という 定数 を作成しています。 - その型をさっきの
NextConfig
にしています。 - 今はまだ空ですが、ここに各種設定を書き込んでいきます。
例:よく使うオプション
const nextConfig: NextConfig = {
reactStrictMode: true, // ReactのStrictModeを有効化
images: {
domains: ['example.com'], // 画像を許可するドメイン
},
};
3. export default nextConfig;
- 最後に、この
nextConfig
を 外部で使えるようエクスポート しています。 - Next.js本体が読み込めるようになり、ビルドや起動に適用されます。
まとめ
この next.config.ts
は:
- Next.jsの設定を
- 正しい型 (NextConfig) に合わせて
- 外部に提供する
ための「テンプレート」のようなものです。
今は空のままですが、ここに設定を追加することで自分のNext.jsアプリをカスタマイズできるようになります!