はじめに
GitHub Organization(組織)は、複数人でのプロジェクト管理やリポジトリ管理を効率化するための機能を提供します。
本記事では、そのメリットや作り方について簡単にご紹介します。
これからチーム開発を始める方に向けた内容ですので、少しでも参考になれば幸いです。
書こうと思ったきっかけ
現在受講しているITスクールでのチーム開発「ハッカソン」に参加したことをきっかけに、この記事を書こうと思いました。
GitHub Organizationについてはこれまでに何度か作成した経験がありますが、改めて備忘録として記事にまとめることにしました。
今回は簡単な内容ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
GitHub Organizationのメリット
GitHub Organizationの最大のメリットは、チーム全体でリポジトリや権限を一元管理し、効率的にコラボレーションできることです。
以下に、主なポイントを簡単にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
チーム開発の強化
- 複数のチームメンバーを追加して、それぞれに異なる権限(管理者、書き込み、読み取りなど)を設定できます。
- チーム単位でリポジトリのアクセス権限を管理可能。
- コントリビューションやプルリクエスト、コード変更履歴を簡単に追跡できます。
リポジトリの整理
- 組織に所属するすべてのリポジトリを1つの場所で管理できます。
- 個人のアカウントに紐付けられないため、プロジェクトの所有権がチーム全体に属します。
セキュリティと権限管理
- 各リポジトリやブランチごとにアクセス制御を設定可能。
- セキュリティポリシーを一元管理できる。
プライベートリポジトリの共有
- 組織内のメンバーでプライベートリポジトリを共有し、コラボレーションが可能。
実際にGitHub Organizationを作ってみた
1. GitHubにサインイン
まず、GitHubにサインインし、右上の「+」ボタンから「New Organization」を選択します。
2. プランを選択
私は無料プランで十分だったので、左側の無料プランを選択しました。
3. 必要情報の入力
以下の情報を入力します:
-
グループアカウント名
- URLやリポジトリのオーナー名として使用されます。
-
主要な連絡先
- 後で変更可能です。
-
グループアカウントの所属先
-
Personal account
(個人アカウント) -
Business or institution
(組織・機関、組織名の入力が必要)
-
4. 設定内容の確認と完了
「Get GitHub Copilot Business in this organization」については、有料機能のためここではスキップします。
ここまでの設定内容に問題がなければ、最後の同意チェックボックスにチェックを入れて作成を完了します。
5.メンバー招待のスキップ
アカウント自体の作成はここで完了ですが、次の画面で招待したい方のメールアドレスを入力すると、通知を送ることができます。
今回は、同じチームの方のメールアドレスを確認していないため、ここではスキップしました。
6.グループアカウント画面の表示
グループアカウントの画面が表示されます。画面右上の「Follow」を押しておくことをおすすめします(小ネタです!)。
これでGitHub Organization(組織)アカウントの作成が完了しました!
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
私自身、久しぶりにGitHub Organizationを作成したため、改めて作り方やそのメリットについて復習する良い機会になりました。
今回は基本的な内容でしたが、この情報がどなたかの技術の助けになれば幸いです。
おまけ:勝手にリポジトリを作ってみた
テスト的にリポジトリを作成し、うまく動作するかを検証してみましたが、問題なく作成できました!
今後は、チームメンバーと協議しながら積極的に活用していきたいと思います!