0
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

個人用備忘録:Microsoft IISでハマったので、未来の自分へのメモとしてアウトプットしてみた

Last updated at Posted at 2025-03-29

はじめに

Microsoft IIS(Internet Information Services)は、Windows Serverで提供されるWebサーバー機能です。

GUIによる管理のしやすさとWindowsとの親和性が高く、.NETアプリケーションや社内向けのWebシステムで広く使われています。

ここでは、自分用にIISの基本設定や運用時のポイントをまとめておきます。


書こうと思ったきっかけ

自宅のWindowsサーバー上でWebアプリケーションをホストする必要があり、IISの設定を行う機会がありました。

個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。

GUI中心の設定に戸惑うこともあり、毎回手順を検索する手間を省くため、備忘録として記録しておくことにしました。


IISの基本機能

  • 静的・動的コンテンツ(ASP.NET、PHPなど)の配信
  • Webサイトのホスト(複数サイトのバインド設定)
  • SSL/TLSの設定とHTTPS対応
  • Windows認証や基本認証によるアクセス制御
  • ログ記録とアナライザーとの連携

参考文献


よく使う操作(GUI中心)

  • IISマネージャーの起動:Windowsの「管理ツール」から「IISマネージャー」を起動
  • Webサイトの追加:IISマネージャー → サーバー名 → 右クリックで「Webサイトの追加」
  • アプリケーションプールの管理:アプリごとにプールを分けて設定可能
  • HTTPSの設定:証明書のインポート後、「バインドの編集」でポート443を追加

基本的な設定ファイル(参考)

  • applicationHost.config:IIS全体の構成設定(C:\Windows\System32\inetsrv\config
  • web.config:個別サイトやアプリごとの設定ファイル(アプリケーションルートに設置)

参考文献

サンプル web.config 設定(URL書き換え)

<configuration>
  <system.webServer>
    <rewrite>
      <rules>
        <rule name="Redirect to www">
          <match url=".*" />
          <conditions>
            <add input="{HTTP_HOST}" pattern="^example\.com$" />
          </conditions>
          <action type="Redirect" url="http://www.example.com/{R:1}" redirectType="Permanent" />
        </rule>
      </rules>
    </rewrite>
  </system.webServer>
</configuration>

参考文献


ログ確認の場所

  • IISログの出力先:C:\inetpub\logs\LogFiles(サイトごとにフォルダが分かれる)
  • Windowsイベントログ:イベント ビューアー → Windows ログ → アプリケーション

まとめ

Microsoft IISは、Windows環境において非常に便利なWebサーバーです。GUIで直感的に操作できる一方で、細かい構成をするにはweb.configやIISの内部設定ファイルの理解も必要になります。

今後は、リバースプロキシ設定、負荷分散(ARR)、セキュリティ強化などにも取り組み、より高度なIIS運用ができるようにしていきたいと思います!

0
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?