はじめに
散髪や髪を切りに行くたびに、思った通りの髪型にならないことがよくありました。
私は普段から髪型に強いこだわりがなく、明らかに変でなければ正直なんでも大丈夫です...
また、髪を切る頻度も2〜3ヶ月に1回と、特に気にせず適当に行っています。
書こうと思ったきっかけ
しかし、いざ「こういう髪型にしたい」と伝えても、仕上がりが想像と違うことがよくありました。
その理由として、「美容師さんが髪を切りすぎる」「自分のイメージを正しく理解してくれていない」といった外部の要因ばかりを考えていました。
しかし、後になって気づいたのは、実は自分の伝え方に問題があったということです。
具体的に伝えること
私は具体的に自分の理想の髪型を言葉で説明することが苦手でした。曖昧な表現のまま「短くしすぎないでほしい」「さっぱりした感じで」などと伝えていたため、美容師さんも最適な判断ができなかったのかもしれません。
最近では、自分の望むスタイルの写真を見せたり、具体的な長さや形状を伝えたりすることで、想定通りの髪型になることが増えてきました。
相手に伝える中で意識すること
この経験を通して気づいたのは、ITの世界でも同じことが言えるということです。
特にハッカソンなどのチーム開発では、チームメンバーに対して「どのような仕様にしたいか」「どのようなデザインを想定しているか」などを具体的に伝えることが求められます。
曖昧な指示では、相手は自分が本当に求めているものを理解できず、結果として意図と異なるものができあがってしまう可能性が高くなります。
抽象的なことを具体的にするポイント
- ビジュアルを活用する:言葉だけでなく、写真や図を使うことで相手がイメージしやすくなります。
- 数値で表現する:例えば「少し短め」ではなく、「耳が半分隠れるくらいの長さ」など、具体的な数値を用いると伝わりやすいです。
- 例を示す:他の実例や類似のデザインを示すことで、相手に意図を明確に伝えられます。
- 比較表現を使う:「以前の髪型よりも〇〇が短め」など、相対的な表現をすると、より理解が深まります。
- 相手の理解を確認する:伝えた内容を相手に繰り返してもらうことで、認識のズレを防げます。
まとめ
つまり、明確なコミュニケーションが非常に重要だということです。
髪型のオーダーでも、ITの開発でも、自分の考えをしっかり整理し、相手に伝わる形で伝えることが大事です。
特に抽象的なことを伝える際は、ビジュアルや数値を活用し、具体的な言葉に落とし込むことが重要です。
これからも、より分かりやすく伝える力を磨いていきたいと思います。