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個人的な備忘録:ITスクールのハッカソンでECS on Fargateを選択したため、そのメリットを整理してみた

Last updated at Posted at 2025-02-02

はじめに

現在、受講しているITスクールのハッカソン活動の一環として、AWS環境への本番デプロイを行うことになりました。その際、EC2ではなく ECS on Fargate を採用することを決定しました。

前回の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事は個人的な備忘録としてのメモですが、最後まで温かい目で見守っていただけると嬉しいです。

今回作成したAWS構成図について

詳細は割愛しますが、今回は受講しているITスクールで、以下のようなAWSインフラ構成をコード化しています。

Screenshot 2025-01-25 at 1.44.57.png

Terraformによる実装も完了しており、以下の記事でコードの全体像をご紹介しています。

ECS on Fargateとは?

ECS on Fargateは、AWSが提供するサーバーレスコンテナ実行環境です。

Screenshot 2025-02-03 at 7.36.44.png
引用画像:https://www.simform.com/blog/aws-fargate-pricing/

従来のECSではEC2インスタンスを管理する必要がありましたが、Fargateを利用するとEC2のプロビジョニングや管理が不要になります。

ECS on Fargateのメリット

インフラ管理不要

  • EC2インスタンスの管理が不要になり、OSのパッチ適用やセキュリティ対応が不要
  • 必要なリソースだけを指定すれば、自動的に適切なコンピューティングリソースが割り当てられる

スケーリングが容易

  • タスク単位でのスケーリングが可能(EC2のようにインスタンスの起動・停止を気にする必要なし)
  • AWS Auto Scaling と統合すれば、トラフィックに応じて自動でスケールアップ・ダウン

コスト最適化

  • 使用した分だけ課金(EC2のようにインスタンスを常時起動する必要なし)
  • 短時間のバッチ処理やイベント駆動型のワークロードにも最適

ネットワークのシンプル化

  • タスクごとに ENI(Elastic Network Interface) を割り当て可能
  • ALB(Application Load Balancer)NLB(Network Load Balancer) と簡単に統合

CI/CDとの統合が簡単

  • AWS CodePipeline、CodeBuild、CodeDeploy と連携し、コンテナの自動デプロイが可能
  • Dockerイメージを ECR(Elastic Container Registry) に保存し、ECS on Fargateへ簡単にデプロイ

ECS on Fargateを使うべきケース

シナリオ Fargateのメリット
EC2管理をなくしたい サーバーレスで運用できる
スケールを柔軟にしたい タスク単位で自動スケール
コストを最適化したい 使用分のみの従量課金
CI/CDを導入したい AWSのCI/CDサービスと統合可能
イベント駆動のワークロード 短時間の処理に最適

結論:ECS on Fargateはどんなときに最適?

  • EC2の管理負担をなくしたい
  • スケーリングを自動化したい
  • 一時的なワークロード(バッチ処理、イベント駆動)を効率的に実行したい
  • AWSのマネージドサービスとの連携をスムーズにしたい

Fargateを使うことで、インフラ管理の負担を減らし、よりアプリ開発に集中できる環境を実現できます。

まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。体系的にまとめることで、ECS on Fargateがどんなときに最適なのか を自分の中で明確に言語化できました。

今後も、このような基礎的な内容について わかりやすく整理していこう と思います。

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