はじめに
この記事では、Macのターミナルでカスタムプロンプト(リンゴマーク、カレントディレクトリ、Gitブランチ表示)を使いたいときに必要な .zshrc
の設定についてまとめています。
こんなイメージ
書こうと思ったきっかけ
受講しているITスクールのハッカソンの開発の一環で、プロンプトをわかりやすくカスタマイズしたいと思い、設定内容を忘れないように記事にまとめました。
内容
Macに移植する必要な .zshrc
設定一式
# プロンプト設定(リンゴマーク、カレントディレクトリ、Gitブランチ表示)
autoload -Uz vcs_info
precmd() { vcs_info }
PROMPT='%B%F{$((31 + RANDOM % 7))}%f %F{magenta}%~%f ${vcs_info_msg_0_} %b '
各行の意味(参考)
行 | 内容 |
---|---|
autoload -Uz vcs_info |
Git情報などを取得するzshのビルトイン機能を有効化 |
precmd() { vcs_info } |
各コマンド実行前にGit情報を更新する |
PROMPT=... |
実際のプロンプト見た目(リンゴ・色・カレントディレクトリ・Gitブランチ) |
使い方
- コピー先Macで
.zshrc
を編集:
nano ~/.zshrc
- 上記4行を一番下などに貼り付け
- 保存(
Ctrl + O
→Enter
→Ctrl + X
) - 設定を反映:
source ~/.zshrc
これだけで、カラフルなリンゴ付きプロンプト+Gitブランチ表示が再現されます。
まとめ
複数のMac間で環境をそろえたいときに、最低限この4行を .zshrc
に追加するだけでプロンプトの見た目を統一できます。
シンプルながらも視認性が高く、Gitブランチの把握もしやすいプロンプトなので、ぜひ活用してみてください...!