はじめに
Go言語では、変数宣言と初期化を同時に行うことができる「セイウチ演算子(:=)」が用意されています。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
シンプルな構文でコードの可読性を高める便利な機能です。
書こうと思ったきっかけ
受講しているITスクールでGoの勉強会が開催されていて、そこで学んだ内容を整理・復習するためにまとめています。
セイウチ演算子(:=)とは?
- Goで新しい変数を宣言するときに使用する短縮記法です。
- 型の指定は不要で、右辺の値に応じて自動的に型推論されます。
例:
package main
import "fmt"
func main() {
x := 10
y := "Hello"
fmt.Println(x, y)
}
上記のコードは、以下と同等です:
var x int = 10
var y string = "Hello"
特徴と注意点
- 初回宣言時にのみ使用可能(すでに定義された変数には使用できない)
- 関数のスコープ内でよく使われる
- 変数の再宣言はできない(ただし、一部の新規変数と一緒に使うことは可能)
再宣言NGな例:
x := 5
x := 10 // エラー:x はすでに宣言済み
一部新規ならOK:
x := 5
y := 6
x, y = 10, 20 // 再代入はOK
x, z := 30, 40 // zが新規なのでOK
まとめ
Goのセイウチ演算子は、変数宣言と初期化を簡潔に書ける便利な機能です。初学者でも読み書きしやすく、スコープの理解にもつながります。
勉強会で実践した例をもとに、今後も積極的に活用していきたいです!