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AWS認定試験「SAP試験」合格体験記:効率的な学習で最短合格を目指すための勉強法とポイント

Last updated at Posted at 2024-11-30

はじめに

AWS認定試験に挑戦する中で、特にプロフェッショナル試験の難易度の高さを痛感しました。

この記事は、資格取得を目指している方々が学習の参考にできる内容を目指して作成しました。過去の経験に基づく内容ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。

資格取得自体は1年以上前のことですが、記憶をたどりながら学習の流れや試験の所感をお伝えします。

AWS Certified Solutions Architect – Professionalとは?

AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP試験)は、AWSが提供する認定資格の中でも高度な知識とスキルを証明するものです。

以下の図で、右上に位置する「Professional」レベルの試験が該当します。

スクリーンショット 2024-11-30 19.33.02.png
引用画像:https://aws.amazon.com/jp/certification/

この資格は、AWS上で複雑なソリューションを設計し、展開する能力が問われ、クラウドアーキテクトやソリューション設計者にとって非常に価値のある資格です。

勉強時間

SAP試験の直前には、別のプロフェッショナル試験である「DOP試験」にも合格しており、その学習の勢いを保ったまま試験準備に取り組みました。

スクリーンショット 2024-11-30 20.10.37.png

実務経験や個人学習を通じてAWSの基本的な知識はある程度身に付けていたため、勉強時間は45〜50時間程度と比較的短めでした。

  • 期間:2023年8月20日〜9月3日(2週間程度)
  • 平日:2〜3時間/日
  • 土日:5時間/日
  • 総学習時間:45〜50時間

すでに「AWSソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)」資格を取得していたこともあり、AWSサービスや構成図の理解には慣れていました。

試験の所感

プロフェッショナル試験だけあって、手応えのある問題が多かったです。

しかし、AWSのベストプラクティスをしっかり理解していれば解ける問題が多かったです。全問を深掘りするよりも、合格点を確実に取ることを意識して臨むのが重要だと感じました。

特に、マニアックなサービスについては深入りせず、思い切って捨てる戦略を採用しました。

勉強方法

1. 動画でハンズオン

AWSの試験では、ベストプラクティスの理解が最も重要です。初学者の方には、以下のようなUdemy講座を活用して、ハンズオンを何度も繰り返すことをおすすめします。

私自身も、初めてAWSを学んだ際にUdemyの講座を繰り返し実践し、リソースの作成や削除を何度も行うことでAWS環境に慣れました。

2. 問題集の反復

動画学習が一通り終わった後は、問題集を繰り返し解くことに集中しました。ここで特に意識したのは、次のポイントです。

  • 1問にかける時間を短くする
  • 繰り返し反復して解く

私が活用した教材として、以下の2つのサービスがあります。特に CloudTech はAWS学習におけるトップクラスのコミュニティであり、非常におすすめです。

これを徹底することで、AWSサービスの組み合わせやベストプラクティスを無意識に思い出せるようになります。本番では、焦らずに落ち着いて解答できました。

自分の感情は捨てて、何周も反復する、ほぼ問題解きbot化するのが資格勉強では大事です(笑)。

テストセンターでの受験

AWS認定試験は自宅で受験することも可能ですが、私はテストセンターを選びました。その理由は以下の通りです。

  • 自宅のネットワークトラブルを回避するため
  • 試験中断のリスクを最小限に抑えるため

テストセンターでは、紙とペンが配布されます。私は片手でペンを持ちながら画面の文章を追うスタイルを取りました。

特に長文問題が多いプロフェッショナル試験では、この方法が集中力を維持するのに非常に役立ちました。

選択肢に迷った場合の考え方

これは個人的な考えですが、選択肢が4~5つある中で、どうしても最終的に1つに絞り込めない場合には、AWS側の視点に立つのが有効です。

具体的には、AWSとして「どのサービスを使ってほしいのか?」を考えると、選択肢が見えてくることがあります。

例:RDSに関する問題

AWSはリレーショナルデータベース(RDS)について、Auroraを推奨しています。

したがって、複数のデータベースに関する問題が出た場合には、「AWSが推奨しているサービスはどれか」という視点で考えると、解答を導きやすくなります。

まとめ

この記事では、私の試験対策のポイントをまとめて紹介しました。SAP試験に挑戦するにあたって、私自身も情報が少ない合格体験記などを活用し、学習を進めてきた経験があります。

SAP試験は難易度が高いですが、資格取得によるメリットも多いです。

資格取得によるメリット

  • AWS案件にアサインされる機会が増える
  • AWSのキャリアを本気で築いていく覚悟が生まれる

今回の『SAP試験』合格体験記が、誰かの受験勉強の支えとなれば嬉しいです!

おまけ:泥臭く頑張りました(笑)。

私自身も当時を振り返ると、AWS認定試験に関しては、腱鞘炎になるくらい頑張った記憶があります。

IMG20241204212630.jpg

資格勉強は正直なところ苦しくて、毎日逃げ出したい気持ちでいっぱいでした(笑)。

それでも、苦しみながらも希望を持ってAWSを勉強したおかげで、今では自分のキャリアが少し明るくなったと実感しています!

参考記事

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