個人的備忘録：Terraformコード分割の重要性とファイル構成について、ChatGPTに質問しながらまとめてみた

はじめに

今回チーム開発で実施した Terraform のコードですが、一括でまとめて作ってしまい、コードレビューの際にご指摘をいただきました。

その中でいくつか修正が必要になりそうなので、まずは小さな環境から正しくコードの分割をしていこうと思って記事を投稿します。

自分自身、独学で勉強した部分が多いので、正しく理解して作っていきたいと思います。

Terraform コード分割のメリット

• 可読性向上

  • 役割ごとに整理することで、コードを見やすくする。

• 再利用性向上

  • 変数や出力値を分けることで、環境ごとに流用しやすい。

• 保守性向上

  • 影響範囲を限定でき、変更や修正が容易になる。

• チーム開発の効率化

  • 担当を分けやすくなり、作業の分担がスムーズになる。

• エラー特定が簡単に

  • 問題のあるファイルを特定しやすく、デバッグが迅速にできる。

• 状態管理が明確に

  • backend.tf を活用することで、本番環境への誤操作を防げる。

• 拡張性向上（モジュール化）

  • VPC や EC2 などを分けることで、再利用しやすくなる。

Terraform のコード分割について

Terraform のコード分割は、可読性や再利用性を向上 させるために行います。

一般的な方法として、以下のように分割します。

1. メイン設定ファイル (main.tf)

• リソース定義の中心部分を記述します。

2. 変数定義 (variables.tf)

• 変数を管理し、環境ごとの違いを抽象化します。

3. 出力値 (outputs.tf)

• 重要な情報を出力します。

4. プロバイダー設定 (provider.tf)

• AWS などのプロバイダー設定を定義します。

5. Terraform 状態管理 (backend.tf)

• リモートの状態管理設定を行います。

ディレクトリ構成

Terraform のコードを適切に分割する際のディレクトリ構成の一例を示します。

terraform_project/
├── provider.tf     # プロバイダー設定
├── variables.tf    # 変数定義
├── main.tf         # メインのリソース定義
├── outputs.tf      # 出力情報
├── backend.tf      # 状態管理
└── terraform.tfvars # 環境ごとの変数設定（任意）

この構成にすることで、コードの見通しが良くなり、チーム開発でも管理しやすくなります。

まとめ

Terraform のコード分割を適切に行うことで、コードの可読性や保守性が向上し、チーム開発においてもスムーズに作業を進めることができます。

今回の見直しを通じて、自分の理解が浅かった部分を整理できました。特に、環境ごとに変数を適切に管理する重要性を再認識しました。

しかし、今回の作業では適切にコードを分割しきれなかった部分もありました。

そのため、今後は Terraform のモジュール化や環境ごとの適切なディレクトリ構成などについて、さらに深く学び、より良いコード設計ができるようにしていきたいと思います。