はじめに
Gitを使ったチームや個人での開発において、コミットとプッシュのタイミングは非常に重要です。
個人の備忘録程度の走り書きとなっておりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
この記事では「コミットだけしておき、あとでまとめてmainブランチにプッシュする」方法が問題ないのかどうかを整理し、実際の活用方法と注意点を紹介します。
書こうと思ったきっかけ
受講しているITスクールのハッカソンでチーム開発を進めている中、Gitの操作で「今はコミットだけしておいて、後からまとめてmainにプッシュしてもいいのか？」という疑問が生まれました。実際の開発でよくある状況でもあるため、忘れないようにこの記事にまとめることにしました。
コミットだけして後でまとめてプッシュするのは問題ない？
結論としては、問題ありません。むしろ以下のようなケースでは、まとめてプッシュするのが理にかなっています。
こんな場合に有効
- 複数ファイルを編集したあとに一括で反映したいとき
- ローカルで動作確認・検証が済んだあとで安定した状態をプッシュしたいとき
まとめてコミット・プッシュの基本的な流れ
# すべての変更をステージング
git add .
# コミット
git commit -m "ユーザー登録フォームをFastAPIの/registerエンドポイントに接続するよう修正"
# mainブランチにまとめてプッシュ
git push origin main
補足：細かくコミット・分岐したほうがよいケース
ただし以下のようなケースでは、目的ごとに細かくコミット・ブランチを分けることが推奨されます。
| ケース | 対応方法 |
|---|---|
| 他人と同時に開発している | 小まめなコミットやPR単位での管理が望ましい |
| バグ修正と新機能開発が混在している | それぞれ別コミットに分けると履歴が明確になる |
| デプロイ前に段階的な確認が必要 | ステップごとにコミットを分けるとトラブルシュートが楽になる |
まとめ
ハッカソンや個人開発では、ローカルで複数の修正をまとめてコミット→後から一括でmainにプッシュするワークフローはとても実用的です。
ただし、チーム開発や運用フェーズに入ると、目的やタスクごとにコミットを細分化したり、ブランチを切ったりする運用がより効果的だと思います...！