はじめに
AWS Management Console を日常的に使用していると、お気に入りバーが長いサービス名で埋まってしまい、視認性や操作性が低下してしまうことがあります。
そんな課題を解決してくれるのが、Chrome 拡張機能「re:Name FavBar」です。
このツールを利用することで、お気に入りバーのサービス名を短縮し、カスタマイズすることが可能です。
この記事では、「re:Name FavBar」の特徴と使い方を実際に試した結果をご紹介します。
re:Name FavBarとは
AWS Management Console のお気に入りバーに表示されるサービス名をカスタマイズする Chrome 拡張機能になります。
私自身も、複数のサービスをお気に入り登録した結果、バーが横に長くなり、頻繁にスクロールが必要になるという悩みを抱えていました。
機能としては、長いサービス名(例:Amazon DynamoDB
)を短い略語(例:DDB
)にコンパクトに表示できたり、カスタムマッピングにより独自の略語や非表示設定が可能となります。
DynamoDB, DDB
→ 「DynamoDB」を「DDB」に変更DynamoDB,
→ 「DynamoDB」を非表示
オプションページで以下の形式で入力するだけで、簡単にカスタマイズできます。
original name, new name
※1行に1つのルールを記載する形式みたいです。
インストール方法
Chrome Web StoreまたはGitHubリポジトリから簡単にインストールできます。
インストール後、拡張機能のオプションページを開き、変更したいサービス名を入力してカスタマイズします。入力内容がAWS Management Consoleのお気に入りバーに反映されます。
実際に使ってみた
Chromeに「re:Name FavBar」をインストールし、AWS Management Console で試してみました。
Before
以下は、インストール前のAWS Management Consoleです。サービス名が長いため、お気に入りバーが横に広がり、スクロールが必要な状態でした。
オプションページに以下のように入力して、サービス名を短縮表示する設定を行いました。
After
設定後は、お気に入りバーがスッキリとした略称で表示され、視認性が大幅に向上しました!
まとめ
「re:Name FavBar」は、AWS Management Console の作業効率を高める便利な拡張機能です。
特に、頻繁に利用するサービスが多い場合や、個人の作業スタイルに合わせてカスタマイズしたい方におすすめです。
AWSの利用環境をもっと快適にしたい方は、ぜひ試してみてください!
参考記事