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Raspberry Piのwifi設定(ステルスSSID)をnmcliで設定

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Raspberry Piのwifi設定を毎回検索するのがだるくなったので、忘備録兼誰かの力になれればと残しておきます。

※Raspberry PiのOSをSDカードに書き込んで初回起動している前提です。

1.wifiのデバイス名を取得する

wifiのデバイス名を確認します

nmcli

image.png
見づらいですが本環境ではwlan0になっています。
環境によってはデバイス名が違う可能性もあるのでご注意下さい。

2.wifi用のコネクションを作成する。

wifiの接続用プロファイルがないので作成します。

nmcli device wifi connect {SSID} password {PASS} ifname wlan0

{SSID}の場所へ接続するSSIDを入力して{PASS}の部分へパスワードを入力します。
※この時点でDHCPが有効になっているネットワークであれば接続ができます。

本環境ではDHCPが有効になっていないネットワークなので以下の画像のようになっています
image.png

3.wifiのプロファイルのプロファイル名を変更

自動作成されるプロファイル名は分かりづらいので、デバイス名と同じものにしておきます。
このままでもいい場合は手順をスキップして下さい。

nmcli device 

image.png
本環境ではpreconfiguredとなっています。
これを次のコマンドでデバイス名と同じ「wlan0」へ変更します。

nmcli connection modify 'preconfigured' connection.id wlan0

再度確認するとコネクション名が「wlan0」へ変更されています
image.png

4.wifiプロファイルを変更して固定IPを割り当てる

まず自動設定から手動設定にするためのコマンドを入力します。

nmcli connection modify wlan0 ipv4.method manual

このコマンドを実行すると手動設定になります。
次にIPアドレスを割り当てます。

nmcli connection modify wlan0 ipv4.addresses "192.168.11.5/24"

この設定ではwifiには接続できますがインターネットには接続できないので、DNSの設定も行っておきます

nmcli connection modify wlan0 ipv4.dns "8.8.8.8, 192.168.11.1"

ゲートウェイの設定も行っておきます。

nmcli connection modify wlan0 ipv4.gateway "192.168.11.1"

最後にwifiコネクションを再起動します。

nmcli connection down wlan0 && nmcli connection up wlan0

5.接続確認

google.comへpingを飛ばして返ってくるかをかくにんします。

ping google.com

これでgoogleから応答があれば無事に接続が完了しています。

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