#東京コミコンの話
いきなりですが、これを読んでる皆さんは東京コミコンに行かれましたでしょうか?
熱心なアメコミジャンキーの私も当然のごとく行ったのですが、昨今のアメコミ人気には毎年驚かされます。
特に今年のMarvelのグッズストアは、人が殺到しすぎて入場規制がかかったりして大変でした。
私のような典型的なコミックのオタクとしては、映画やグッズからコミックの方にもハマってくれないかなーと思うのですが、値段が高いことや、事前知識を必要とする部分が多くあることから、それらほどの盛り上がりを見せてないことが残念です。(それでも私がコミックを読み始めた頃に比べると大分良くなった方なんですけどね)
そんなわけで、なんとかコミックの知識を普及するためのものがないかなーと思っていたのですが、そんなところにMarvelのディベロッパーポータルなるものがあり、そこで Marvelのコミックの情報を取得できるAPIが存在するという噂を聞きつけたので、それの使い方を紹介します。
#MarvelAPIの使い方
##1.ディベロッパーポータルを開く
先ほどの、ディベロッパーポータルのページを開くと、いきなり「CREATE AWESOME STUFF WITH THE WORLD'S GREATEST COMIC API (世界で最も偉大なコミックAPIで素晴らしい物を作る)」と「俺たちが世界で最も偉大なコミックを作ってるぜ!」と言い切る姿勢でウルトロンからお出迎えされます。
GET STARTEDボタンをクリックし、次に進みます。
##2.アカウントを作る
次のページに進むと、サインインのページが出てきます。
今回はアカウントがないものとして、「Create a Marvel Insider Account」をクリックして次に進みます。
誕生日やメールアドレスなどの入力フォームが出てくるので、入力して登録しましょう。
##3.利用規約に同意する。
登録すると、利用規約が出てくるので、よく確認しましょう。
特に、有料アプリや、アプリ内課金をするような収益化を目的としたアプリで使用する場合は、Marvelに連絡を取る必要があることなどはよく確認しておいたほうがよさそうです。(そもそも連絡を取って許可がもらえるのだろうか・・・?)
##4.自身のDeveloperページを確認する
利用規約に同意すると、自身のページが表示されるので、Keyを確認して、実際の自分のアプリに組み込みましょう。
##5.APIの動作を確認する
実際のAPIの動作を確認するためのページもディベロッパーポータルに用意されています。
Interactive Documentationを開くと、実際にAPIをテストで実行できるドキュメントを確認することができます。
これは上記の登録をしなくても確認することができるので、登録なしでどういったAPIがあるかを知りたいときにでも使えます。
開くと各APIのリクエストやレスポンスの情報が記載されています。
Try it out!ボタンをクリックすると、Response Bodyに実行した結果が表示されます。
1009610はスパイダーマンのcharacterIdです。
こうやって、必要なAPIを探して実際のアプリに必要なものを実装していくといいと思います。
###注意
実際に使用する際には、すべてのAPIで、APIキーに加えて、タイムスタンプ(ないし、毎リクエストごとに変更される長い文字列)とハッシュ(タイムスタンプ、秘密キー、APIキーを結合してMD5化した文字列)を送る必要があります。
以下がその使用例です。
http://gateway.marvel.com/v1/public/comics?ts=1&apikey=1234&hash=ffd275c5130566a2916217b101f26150
#まとめ
・MarvelAPIなるものがある。
・なんか色々情報が取れてすごい。
・アメコミ面白いから読んでみて欲しい。