ネットワークスペシャリスト試験の過去問は解答と同様に、講評が公開されています。
よく見ると、それぞれの講評で「正答率が低かった/高かった」の記述があるんですよね。
これ、なんか傾向が見えそうなので集計してみました。
ここでは設問ごとの正答率の言及ではなく、
- 「全体として正答率は低かった」
- 「全体として正答率は高かった」
のどちらかが記載されているかを確認しました。一部表記揺れがあったので、注釈で補足しています。
「*」マークは、全体の正答率について記述がなかったものです。
講評から見る正答率
年度 | 午後1問1 | 午後1問2 | 午後1問3 |
---|---|---|---|
R1 | * | 低かった | * |
H30 | * | * | 低かった |
H29 | 低かった | 高かった | * |
H28 | 高かった | 低かった | 低かった |
H26 | 低かった | 高かった | 高かった 1 |
H25 | 高かった | 高かった | 低かった |
H24 | 高かった | 高かった | 低かった 2 |
H23 | 高かった 3 | 高かった 4 | 低かった 5 |
H22 | 高かった 6 | 低かった 7 | 低かった 8 |
H21 | 低かった 9 | 高かった | 高かった |
こうしてみると毎年、正答率高めの設問と低めの設問が織り交ぜられているんですね。
3問全てが「高かった/低かった」となっている年度は無いので、バランス取っているのかもしれません。
「高かった」問題は確かに解説を読んでも違和感あまり無いですが、「低かった」問題は解説を読んでも「?」となることが多いです。
合格のための戦略としては、正答率が高めになる問題を取りこぼさないようにするのが大事なんでしょうね。