"ssh -i id_rsa username@remote" とかいちいち書くのめんどくさい!
そう思ったので、コマンド入力を短縮する方法を記事にまとめてみます。
macOSやLinux向けの説明になりますが、Windowsでも同様のことができます。
.ssh/configの設定
まずホームディレクトリ直下の.sshディレクトリに移動します。
$ cd ~/.ssh
新たにconfigという名前のファイルを作成。
$ touch config
テキストエディタなどでconfigファイルの中身を編集します。
$ vim config
中身は以下のように作成します。Hostの部分は覚えやすい名前にします(ここではfuga)。
Host fuga
HostName 接続先IPアドレス or 接続先ドメイン
Port ポート番号
User ログインするユーザー名
IdentityFile id_rsaファイル(秘密鍵)のフルパス
これで保存すればどのディレクトリからでも以下のコマンドを入力するだけでssh接続ができます!
$ ssh fuga
オプションをつけることも可能。
$ ssh -Y fuga
scpしたい場合
ファイルをローカル-リモート間でコピーしたい時にも
"scp -i id_rsa filePath username@remote:Path" とか長いコマンドを入力する必要はなくなります。
リモートからローカルへコピーする場合は
$ scp fuga:コピー先パス ローカルのファイルパス
ローカルからリモートへコピーする場合は
$ scp ローカルのファイルパス fuga:コピー先パス
これだけでscpができます!