このお盆を使って、基本情報技術者をようやくとりました。(2023/8)
受験前に、それを教えといてくれよ!!、というものをアウトプットしました。
これからの受験生の参考になれば幸いです。
※個人的に、現状の情報の錯乱具合を見ると、有料級記事じゃない?と自画自賛。。。
学び ~勉強の仕方、教材、合格法について~
勉強の仕方、教材、合格法などは、
〇 「個人」の体験記のみ参考にする
× 「企業が運営元」のサイトをあてにする
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まずは情報戦。
欲しいのは、
1. 必要な教材(参考書、WEBサイト、youtubeなど)を絞りたい
2. 学習の最短のロードマップ
3. 実際どんなことしたの?(3のさらに詳細)
これが、「基本情報 勉強法」「基本情報 合格法」などで検索してみると、
サイトが多すぎて、しかもどれも薄い。
あてにならねぇ。
よく見ると、なんか運営元がしっかりしてるサイトばっかり。
サクラじゃねえか(自身の会社とかのPRにつなげたい、というものばかり)
「実際どうやって受かったんですか」が、具体的に見えてこない。血が通ってない。なんじゃこりゃ。これ、ほんとに受かった人が書いてるん?
さらにはっきり言うと、嘘しか書いてない!!!!
たいだい、下の二つが書いてあります
テキストとパーフェクトラーニングで受かる
テキストと過去問道場で受かる
絶対無理です。なぜか?
テキストの解説、文字だけじゃ絶対わからん!!!
とくに計算系!!!アルゴリズム!!!
パーフェクトラーニングだけじゃ演習が足らん!!!
結論:note、qiitaなどの、個人の体験記だけを参考にしましょう(本記事以外にも、自分に合ったもの探してみてください)
以下、私の体験記と、今回経験しての合格ロードマップです
勉強のやり方、心構え
☑ テキストベースの勉強 = ジ・エンド。
一周は必要。この単語見たことない~とかだとさすがに厳しいので。
ただ、一周でいい。
この単語みたことある、レベルでいい。
そのため、一冊を1,2週間以上かけてはいけない。
ちなみに、テキストを使うのは勉強の序盤のみ。
中盤の演習・アウトプットからは時々見るくらいです。。
が、世の中の情報はめっちゃテキスト推し、、、なんで?
☑ 6割で合格。
一つの単元100%できてから次、みたいなのだと、範囲広すぎてオワる。
とにかく回転率が大事。
むしろ、問題演習で出たところ覚える、くらいでよい試験。
☑ 計算問題、めっちゃ書いて練習する。 ※あとアルゴリズム苦手な人も
計算問題は書いて練習するのが当たり前、なんですか?
すいません、その感覚は高2で私立文系選択したときに宇宙のかなたにぶん投げてきました。
☑ ぶっちゃけ、かなり大変な試験
なんか、みんな涼しい顔して「余裕で取りました」、みたいに苦労を書かないですが、
自分は正直、けっこう大変でした。なんで大変だったのか、振り返ると、下記ですわ。
☑ なにをやるのが正解かわからない。
結局ここ。
上記の通り、まず情報戦で右往左往。ここでのロスがめちゃくちゃ大きい。
どこにも**「<何を><どれくらいの期間で><これだけやる>」**、が書いてないので、トライアンドエラー、
参考になるものを探してやってみては、これ違うな、を繰り返す時間が大きかったです。
☑ 範囲が広く浅い。
自分は深めたいタイプなので、正直この試験が向いてないなというのも感じました。
ただ、めちゃくちゃ勉強にはなりました。
で、具体的に、最短のロードマップは?
前提知識
- 5割は過去問から出る。(A問題)
- A問題、B問題両方とも6割で合格は固定。
- つまり、いかに早く過去問に取り掛かるか、量どれだけやるかが重要。
- でも、いきなり過去問演習やっても、内容が分からず心折れるので、
どういう手順で勉強するかのロードマップ、が下記
ロードマップ
1. テキスト一周(キタミ式)
ここで覚えることは、
- 全体感。単元の構成。
- 過去問やるときや、youtubeで動画探すとき、あと自分が何が苦手か把握するときに、知らないと困っちゃう。
- 各単元の基本知識を入れる。
- 1単元だいたい2-5ページくらいに収まっているので、5分くらいかけて読む
- 単語見たことある~太文字は理解しておく、くらいでよい。細かいとこは飛ばしましょう。
- キタミ式は、太字と**がついてるとこが大事だったり。きちんと冒頭の、ページガイダンスを見ましょう。
- [ここ大事] 単元末の問題を解く。そこを理解する、覚える。
ここは、下記の2.と合わせて、2-3週間で終わらせましょう。
範囲が広いだけに、関連付けで暗記できず、覚えるスピードより忘れるスピードのほうが速いです。
期間が延びれば伸びるほど不利な戦いになります。
2. 1と合わせて、「基本情報技術者試験youtuberすーさん」の動画をすべて見る。
上記、動画を見てからテキスト、でもいいと思います。
動画のいいところは、
- 受け身でいい。(能動的に理解しに行く、ほどの気構えななくて、非常に楽)
- わかりやすい
デメリットは、
- 紙のように情報がまとまっていない。あとで探すのに時間がかかる。
- すーさんのyoutubeチャンネルは、範囲のカバー率60%~70%くらいです。
なので、動画の使い方は、
- テキストに飽きたとき
- テキストがわからないとき
- テキストを開くのが重いとき
- 勉強が嫌になったとき
がいいかと思います。
個人的には、「ゆっくりで学ぶ基本情報技術者試験」もわかりやすくまとまっています。
また、カバー率は95%くらいです。すーさんのチャンネルで足りないところをみたりしました。
過去問演習も解説とマッチしていて量も多く、非常に良かったです。
ただ、ゆっくりは全部を見るとなるとそこそこ時間がかかります。
自分は、テキスト+補助のすーさんチャンネルを倍速で見て、少しでも短時間でこのフェーズは終えたほうが良いと思います。
3. 過去問道場(携帯アプリ版)を全部解く。
1,2が終わったら。ここからは、ひたすら過去問です。わからなければ1,2に戻る。
間違えた問題を3週は必要だと思います。
ポイントは、
- 携帯アプリ版を使う
- チェック機能で、間違った問題は何度もできるようにする。
なぜ携帯アプリかというと、WEB版だと、
細かい単元別で間違えてチェックつけたものだけ復習する機能がないんです。
勉強は復習が命ですからね。
あとは、問題数が多いように感じますが、平日でも一日あたり400問解くとか、
自身の気持ち・目標を高く設定しておくと、心が折れにくいです。
だいたいもし本当に400問解いたら、3週するのに、1-2週間くらいだと思います。
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さて、上記までで、A問題は6割はとれるはずです。次で最後です。
4. B問題のサンプル問題を、youtubeなどで、解く→解説をみる
B問題は、サンプル問題20問と、2021/8時点で追加公開された問題6問しかないです。
ただ、A問題アルゴリズム過去問とサンプル問題20問がきちんとできれば、十分6割取れます。
ここは、A問題を忘れないうちに、2日程度で終わらせて、試験にGOしたいです。
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上記4ステップで、基本情報は合格できるはずです。
トータル、めちゃくちゃ頑張れば、1か月半くらいで取れると思います。
自分は、上記1,2がある程度終わったくらいでコロナにかかり、
それがかなりきつくて1か月くらいつぶれまして、
+お盆で回復して3-4日集中して使い合格、
結果として、勉強開始から2か月半くらいかかっちゃいました。
最後に
本記事は、自身の合格ロードマップを書いてます。
合格を保証するものではないですが、かなり紆余曲折しながらたどり着いた結論です。
あ~、ほんとに、過去の自分に教えてあげたい。。。
皆様の合格を願っております。