はじめに
三陸特の合格体験記を書いたので、そういえば二陸特についても最近取得したことを思い出し、合格体験記を書いてみたいと思います。
なぜ取得しようと思ったのか?
衛星通信に興味をもったからです。
二陸特の用途
三陸特は仕事に使う可能性あるのですが、二陸特の範囲は仕事に使う可能性が非常に低く、衛星通信の勉強をしたかったこと以外は特にないです。
講習会の受講について
三陸特は国家試験一発型で受験をしましたが、二陸特にも講習会というものがありそちらの受講をしてみました。
二陸特も国家試験一発型で受験することも可能ですが、もともと業務用無線について知りたいという背景もあったため、試しに受講してみました。結論から言うと講師の方の説明がかなりわかりやすかったです。ただ、講師の方もコメントされてましたが、ちょっと教材がイケていなかったかなという印象を受けました。(誤植や何を言っているかよくわからん記載が多数あり。)これは教材がアップデートされたばかりということもあるらしく、いわゆる初版ではあることですね。なのであらかじめ過去問題や市販の教材で少しアウトラインを学習していくと、理解もスムーズに進むような感じがします。
なお、講習会によっては、陸上特殊無線技士についてもアマチュア無線技士と同様に「標準教科書」というのが存在しており、主に標準教科書をベースに使うケースもあるんだとか。ただし、必ずしも標準教科書を使うわけではないようで、講習会独自の教材があるケースも存在するそうです。私の受講した講習会では講習会独自の教材をベースに講義が進んでいきました。
事前学習(予習)
参考情報として、事前に予習した内容を記載しておきます。
事前に過去問題の演習と以下の教材をベースに予習を行いました。(一週間くらい)
※正直、予習をした後で国家試験を受験しようか迷いました。
過去問題を分析した限りだと、試験のフォーカスポイント的にもV-SATやレーダー、あとはコミュニティ放送局に関することが何かしら出題される傾向にあるようです。三陸特にプラスして二陸特と何が違うのか比較すると、このあたりを理解しておいてほしいというのが出題者の意図なのかもしれません。
なお、三陸特を取得されていない場合は、事前に三陸特を取得されてから二陸特の勉強をした方が効率的かもしれません。もし三陸特をスキップされたいという場合はこちらの教材も参考にされてください。
最後に
正直、ほとんどのケースでは三陸特で十分で、二陸特の範囲を業務で扱うケースは稀だと思います。二陸特も国家試験一発型で取得することも容易になってきているため、そちらで取得するした方がコスパも良いし勉強になるかもしれません。こちらの記事が勉強される方の一助になれば幸いです。