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Git/GitHubコマンド集

Last updated at Posted at 2017-02-25

はじめに

gitのコマンドライン操作について手元のメモを書き出してみた

なお、サルでも分かるGit入門が分かりやすい。

Web上で疑似的にgitコマンドを使って学べるサイト
http://k.swd.cc/learnGitBranching-ja/

前提

  • リモートに、マスターブランチ(origin)として develop が作成されている
  • developブランチをベースに作業ブランチ(feature)を作成する。
  • 作業ブランチへのコミットは一人で行う。(他の人によるコミットは発生しない)

任意タイミングで使用するコマンド

ブランチの一覧を表示する

$ git branch		# ローカルのブランチのみ

# originのブランチも含めて表示する場合
$ git branch -a

作業対象のブランチに切り替える

$ git checkout feature/<ブランチ名>

作業ブランチを作成する

$ git checkout develop				# ブランチ作成元(develop)をチェックアウト
$ git fetch					# originの最新状態を取得する
$ git pull					# origin/developをローカルに反映(fast forwardマージになるはず)
$ git branch feature/<ブランチ名>		# ブランチ作成
$ git checkout feature/<ブランチ名>		# 作成したブランチを作業対象にする

結果、自分のローカルにブランチが作成される。
クローン元であるGitHubに反映するには push が必要。

$ git push

作業ブランチの作成とブランチ切り替えを一度に行う

$ git checkout -b feature/<ブランチ名>

ローカルのブランチを削除する

$ git checkout develop				# 削除対象から他のブランチに移動
$ git branch -D feature/<branch名>

未ステージング、ステージング、コミットなどの状態を表示する。

$ git status

コミット履歴を見る

$ git log

originのコミット状態を取得する。

$ git fetch

ローカルのファイルにはマージしない。

リポジトリに登録されていないファイルを削除する

ビルドで生成されるファイルとかですね。git add するときに邪魔なので、それを消す方法です。

$ git clean -df

未ステージング状態(addしていない)で使用するコマンド

ステージングする

$ git add --all

最新コミットとの差分を表示する

$ git diff

作業環境を最新コミットの状態にリセットしたい(ローカルの作業を無かった事にする)

$ git reset HEAD --hard

ファイル単位で最新コミットの状態にリセットしたい

$ git checkout filename

作業中状態を一時保存する

 (他のブランチに移動する場合など)

$ git stash		# 作業中の状態を保存
$ git checkout feature/<他のブランチ>
(何か作業)
$ git checkout feature/<元のブランチ>
$ git stash pop		# 保存した状態を取得

ブランチを作らずにファイルを更新してしまった場合(masterで作成していた!)

$ git stash                                # 作業中の状態を保存
$ git checkout [元ブランチ]                 # 作業ブランチ作成元のブランチに移動
$ git checkout -b [実際の作業ブランチ名]     # 作業ブランチ作成
$ git stash pop                            # 保存していた状態を取得

ステージング済み(git addした状態)で使用するコマンド

コミットする

$ git commit -m "コミットコメント"

$ git commit -amend	# 継ぎ足しコミット

addしたファイルをリセットして最新コミットと同じ状態に戻す

$ git checkout HEAD filename

ステージ内容と最新コミット(HEAD)の差分を見る

# コンソールに表示する
$ git diff --cached

コミット済み状態で使用するコマンド

クローン元の変更内容をローカルにマージする。

$ git pull

コミット済みファイル名変更

作業環境のファイルシステム上でリネームすると、
別ファイル扱いとなりコミット履歴が切れてしまうので、
このコマンドを使用する。

$ git mv oldname newname

ローカルで最新のコミットを無かったことにする

$ git reset HEAD^	# HEADを1つ前に移動するだけ。ワークのファイルは変化しない。

リベース

$ git checkout feature<ブランチ名>
$ git rebase origin/develop
<コンフリクト修正>
$ git add filename
$ git rebase --continue      (コミット相当)
$ git rebase --abort	(中止)

originのブランチにプッシュする

$ git push

プッシュ済みのコミットを改変した場合(--amendやrebaseを使用した場合)

$ git push -f		# originを上書き

ブランチを作らずにローカルのmasterにコミットしてしまった!

$ git log                                          # コミットログを調べる
$ git reset [間違ったコミットの直前のコミットID]    # 間違ったコミットの直前にHEADを戻す
                                                   # 間違ったコミットのファイルが未ステージングに戻る
$ git stash                                        # 対象ファイルを保存
$ git checkout -b [実際の作業ブランチ名]             # 作業ブランチ作成&移動
$ git stash pop                                    # 保存していた状態を取得

$ git add *
$ git commit -m "comment"
$ git push

GitHub連携

GitHubのリポジトリをローカルにクローンする

GitHubのリポジトリを開き、「Clone or download」ボタンを押した先のURLをコピーし、以下コマンドを実行する。

$ git clone <url>

コミットをissueに紐づける

$ git commit -m "#7 コミットコメント"

issue番号をコミットコメントに含める。

コミットと同時にissueをクローズする

$ git commit -m "close #7 コミットコメント"

'close'をコミットコメントに含める。

作業フロー例

ブランチへのコミット

$ git checkout feature/<ブランチ名>		# ブランチ切り替え

<ファイルの編集作業>

$ git status					# ワークのファイルを確認する
$ git add --all					# 変更・追加・削除を行ったファイルをステージングする
$ git status					# ステージング状態を確認する
$ git commit -m "#7 コミットコメント"		# コミットする。
						# コミットコメントにissue番号を含めると("#番号")issueに紐づけてくれる
						# コミットと同時にissueをクローズする時は、"close #7 コミットコメント"と記述する。
$ git push					# originのfeature/<ブランチ名>に反映する

リポジトリの最新コミットに継ぎ足しでコミットする

$ git add --all			# 変更・追加・削除を行ったファイルをステージングする
$ git commit --amend		# リポジトリの最新コミットに継ぎ足しする
$ git push -f			# 既存のコミット履歴を改変するので -f (force)を付ける

リポジトリの最新コミットをその一つ前のコミットにマージする

$ git reset HEAD^		# "最新コミット"位置(HEAD)を1つ前に移動
$ git add --all			# 最新コミットだったファイルが未コミットに戻るので改めてステージングする
$ git commit --amend		# 最新コミットに継ぎ足す
$ git push -f			# プッシュ済みの履歴を置き換えるので -f を付ける

複数個のコミット履歴を一つにまとめる(rebaseを使用)

まず、コミット履歴を取得する

$ git log			# コミット履歴を取得する

ログの例)
コミット履歴が新しい順に表示される。
ここでは、[コミット1]と[コミット2]を一つにまとめたい。

---
commit 1fb0ae70a2f9bcb6f10b07d4b38de20620457c7d
Author: 名前 <mailaddress>
Date:   日時

    コミット2

commit 8122fda4ccd5ab345c5670a0b19890312999c90f
Author: 名前 <mailaddress>
Date:   日時

    コミット1

commit 91c77131208667833b07a652d1c9723fb187ae7c
Author: 名前 <mailaddress>
Date:   日時

    ブランチ作成元(このコミットは変更しない)
---

$ git rebase -i 91c77131208667833b07a652d1c9723fb187ae7c	# [ブランチ作成元]の"commit"を指定する
<エディタが開いて以下が表示される>
---
pick 9128e80 コミット1
pick ed55805 コミット2

# (説明書き...)
---

2行目以降の'pick'を全て's'に変更してエディタを閉じる。(コミットが1行目に集約される)

再度エディタが開くので、コミットコメントを1行にまとめて書く。

<変更前>

---
# This is a combination of 2 commits.
# The first commit's message is:

コミット1

# This is the 2nd commit message:

コミット2
---

<変更後>

---
コミット1と2の対応
---
$ git push -f			# プッシュ済みの履歴を置き換えるので -f を付ける

originの最新developに単純マージ出来るようにする(fast-forward)

作業ブランチで作業を行っている間に、ブランチ作成元のdevelopでは、
他のコミットがマージされていることが有る。

この時、originの最新developを作業ブランチにマージする必要が有るが、
コミット履歴をシンプルに出来るという点で、rebaseを使用する。

$ git checkout develop				# ブランチ作成元(develop)をチェックアウト
$ git fetch					# originの最新状態を取得する
$ git branch					# ブランチの一覧を表示する

$ git checkout feature/<ブランチ名>		# 作業ブランチに切り替える
$ git rebase origin/develop			# origin/develop を指定する。

rebaseでは、コミット履歴を辿ってコンフリクトを解消していく。

修正箇所にコンフリクトが発生した場合。
以下のようなメッセージが表示されるので、そのファイルを修正する。

CONFLICT (content): Merge conflict in <filename>
$ git add *					# 修正したファイルをステージング
$ git rebase --continue				# rebaseでのコミット

コンフリクトが無くなればrebaseモードから抜ける。
rebaseを中止する場合は以下を実行。(rebase前の状態に戻る)

$ git rebase --abort
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