#はじめに
この記事はテックキャンプ通い始めて約5ヶ月で転職を決めた私の自分語りです。終えたのは9/4日です。
個人の主観ではありますが現在どこのスクールに通うか迷われてる方へ最初に一番伝えたいことだけ伝えて後はほぼ全て自己満の自分語りします。
なので興味ある方も最初だけみて後は見て頂かなくても構いません。
自分語りは似た記事を書いてる方はたくさんいたのですが、恐らく殆どの方はテックキャンプ生の中でも割と
優秀な方達でした。同じ受講生として見れば大体わかります。
そんな中私はかなりの劣等生で悪戦苦闘してきたので現在同じ境遇の方いたら「頑張れば可能性あるんだな」くらいに見てください。※気持ちよく書きまくってたら超大作になってしまいました。
#どのスクールに通えばいいのか問題
結論無料じゃなければどこでも良いんじゃない?って思います。これが一番伝えたいことです。
なんか大きく煽っといてこんな結論ですみません。理由はしっかり話します。
一応誤解ないよう一点だけ補足しますが、自分で情報収集をしてしっかり吟味することはとても大切なことなので必ず自分が納得のいく形で最良の選定はしてくださいね。
では本題に戻ります。
何でこんなこと書こうかと思ったかというと、SNSやブログでどこのスクールが良いのか?という議題を数多く見かけるからです。絶対ここはやめとけ!みたいなのも沢山見かけました。
個人的にずっと疑問に思っていました。何故ならスクールはある種サービス業にあたるため実際に払った金額分のメリットが得られるかどうかは個人によって大きく乖離が生まれるはずです。
どういうことかというと、例えば物のサービスであれば100円のペットボトルの飲み物に対する価値は全ての人に平等に与えられます。どんなに体調が悪くても、イライラしてても失恋していても、逆に気分が良くても、雨あられが降ろうとも100円払ってその日の飲み物の味や量が変わることってありませんよね。
それとは逆にサービス関連。特にプログラミングスクールみたいな自己学習スタイルがメインのサービスでは、一番大事なのは目標に対する自分の日々の取り組み方のはずです。至極当然の話しですが100万円払っても全く勉強しなければ価値は0円です。どこが良い?どこが悪い?って探しているうちに、学習の主役が自分であることを忘れないでほしいです。
なのでエンジニア転職を成功させるために自分にとって必要なこと(私は自宅学習が苦手なので面倒でも通いがよかった)や環境、学習内容を色々加味して、それに対する投資が見合う物になるか? そして決めたらブレずに進めば誰が何と言おうとそれがベストの選択になるはずです。
最終的にサービスに価値をつけるのは自分です。何故情報収集するのか?本質を見失わないでください。
ただ、スクールに関係なく「返金保証がある」 「通いさえすれば転職できる」ってノリは本当にやめた方が良いと思います。
ちなみにテックキャンプの悪評も度々見かけますが、事実の内容は多いですね。嘘っぱちはあんまり書いていませんでした。他のスクールもそうですが発信内容に事実が多いから余計迷ってしまうのかなと。
無料を辞めた方が良い理由は割愛します。いくらでも情報は転がってますし、推奨してる人見た事ありませんので特に私が発信する内容でもないと思いました。
正直当たり前の内容ではあるのですが、ずっと違和感があったのでここで発信させていただきました。
めっちゃ長くなりましたが、真面目な発信は以上で終わりにし、自己満の自分語りスタートしますw
#テックキャンプに通うきっかけ
私はマコなり社長に影響されにされまくって、完全に洗脳されましたw
当時仕事はマネジメント業務に従事していて、色々勉強していたのですが、その時たまたまマコなり社長の「上司の9割は育て方を知らない」みたいな動画にたどり着いたのがきっかけだったと思います。本格的に見始めたのは確か2019年の11月頃。
今と違って当時は動画にギャグ要素が一切無く、本気で生きてる姿に凄い感化されたのをよく覚えています。
自分の人生への物足りなさを感じていた時期とも重なり
当時の会社を辞めて2020年の春テックキャンプに通う事を割と安易に決断します。
勿論後悔はしていませんが、今思うともっと考えろよって感じですね。
ちなみに私は遠方に住んでたので見学には行きませんでした。Webで説明は受けましたが、正直あんまりよく覚えていません。何故ならその時ほとんど入学を決めていたのでw
#退職を伝える
私は前職が販売職ということもあり年末年始ミッチリ仕事していましたので、年明けて三が日が終わったら言おうと決めていました。その時のことも凄いよく覚えています。
私はその日割と遅くまで仕事をしていたのですが、直属の上司が「じゃああがるねーお疲れー」ってきたので、その帰宅するタイミングを狙って伝えましたw本当に緊張したし、上司が凄い狼狽えてたのが印象的でした。新任Mgrの私に一から色々教えてくれたとてもお世話になった上司だったので伝えるのは、とても申し訳なかったです。正直春で転勤の可能性もあったので、転勤先で退職しようかとも一瞬考えたくらいです。
#退職が決まる
前述した通り意思を伝えたのは年明けてすぐなのですが結果的に受理されたのは3月にもう入るくらいだったと思います。毎週上司と数時間面談をして私の考えを聞いて何とか引き止められないか、ずっと話していました。
私としては意思は揺らがないわけですが、やはりお世話になった上司に辞めるので無駄ですとぶったぎるのは不義理だと感じたので、徹底的に話し合いましたし、私の考えもずっとお伝えしてきました。
ちなみに毎週1,2時間会議室に呼ばれる私をみて部下から何をしでかしたんですか?と言われ少しザワつかせましたww
結果的に上長に全てを納得させて受理されたわけではありませんでしたが、辞めるときは色々働きかけてくれて、職場の方から色紙やら花束やら手紙やら沢山頂いて盛大に送り出してくれました。凄い嬉しかったし、私が今回辛くても中途半端に投げ出すことがなかった一番の原動力だったと思います。感謝の力ってすげー。
ちなみに横断幕も用意してくれたのですが、そこに「夢を求めて退職!」みたいな誇張された表現がされており、詳しい事情を知らない同僚から「え、何になるの!?」とまた少し職場をザワつかせてしまいましたww
#失敗① 予習をしない
小ネタを挟みますが、退職が決まってた私は大きな失敗をします。
それはプロゲート等の予習を一切しなかったことです。
何をやっていたって?
残り日数の少ない業務に超フルコミットしてました。私は自分の担当数値でこれまで大きくマイナスを出していたので、せめて最後に一花咲かせたい!!残り少ない期間だけど会社に少しでも利益を残したい!!との思いで、家に持ち帰るレベルで一生懸命やってました。 あとはマコなり社長に洗脳されていたので、本読んだり、しっかり睡眠を確保するため無駄なことは考えず早寝早起きを心がけてましたね。
予習はカリキュラムのスタートダッシュに影響するのでこれだけは唯一後悔しています。バカは恐ろしい。
#4/8~テックキャンプスタート
そこから引越し等色々あり、学習がスタートしました。
この時点でコロナの影響で在宅学習になり、オフラインに一番のメリットを感じていた私は出鼻をくじかれます。
班編成は私のところは6人でした。みんなとても話しやすくて個性的でしっかりしていました。結果的に班員は一人も挫折せず転職も決まったのですが、結構他の班をみると挫折している方が多く、ビックリしました。班によっては4人中3人辞めてたり。個人的な考察ですが、圧倒的に進捗の早い人のいる班に挫折してる人が目立ってました。進捗の遅い方が早い人と比べて諦めてしまうのかな?わかりませんけど。
私の班は特別早い人もいなければ進捗から遅れる人もいない平均的な班で、適度な緊張感と緩さがあったのが挫折しにくい環境になっていたのかもしれません。
#失敗② 本試験に二度落ちる
テックキャンプでは基礎学習が終わると試験があります。合格しないと応用へ進めないのですが
大変恥ずかしい話し、私はこれに二回落ちました。多分班員で落ちたの私だけだったと思います。予習しなかったこともかなり影響してますし、正直周りの合格してる人達を見て「え、なんでできんの?」くらいに思ってましたww ちなみに学習進捗に遅れはありませんでした。ライフコーチにもかなり心配をかけましたね。
#応用カリキュラムスタート
何とか受かった私ですが根本的な基礎はほとんど身についていませんでした。しかし遅れるわけにもいかないので、応用カリキュラムをスタート。毎日全然理解できない中、何とか食らいつきました。ここら辺でモチベは少し落ちてたのですが、それでも学習をやり切れる様に工夫されているテックキャンプのカリキュラムの仕組みに段々気付き始めます。ここの部分はよく考えられているんだなって素直に思いました。
#応用カリキュラム終了
追われる日々は変わりませんでしたが、何とか期限内、というか期限の日にチャットアプリを納める事に成功します。これも班員の中で私が一番最後でしたね。当日は数時間置きにライフコーチから大丈夫かと連絡がきてましたww多久さん色々とありがとうございました。
#失敗③ 個人アプリの開発が間に合わない
チャットアプリの納品が終わると最終課題になるまで個人アプリ開発になるのですが、結論私はこれを開発することができませんでした。言い訳にもなりますが、日々のカリキュラムに精一杯だった私は個人アプリの事もあまり考えておらず、作成期間もとても足りませんでした。結果的にこれが就活の遅れに響きましたね。
ただ一応カリキュラムを期限通り終えたわけでしたが、個人アプリの開発期間は一週間でその間のサポートは一切無し。就活で大事になるポートフォリオ作成でこれはどうなんだ?という疑問は拭えなかったですね。テックキャンプの一番のデメリットだと思います。
ちなみに卒業後のアンケートにこの部分は割と辛辣に書きましたw
#5/19~最終課題スタート
最終課題は今は亡き?と噂のフリマアプリのチーム開発でした。
私の班は4人だったのですが、ここでもメンバーにとても恵まれます。
正直私はほとんど役に立つことはできなかったのですが、それでもzoomをつないでみんなで解決していくのは楽しかったですし、雑談したりワイワイガヤガヤやってました。優秀なメンバーのおかげもあり必須実装と追加実装全て終えることができました。他の班見ても全て終わらせた班はいなかった様な気がします。
話しを聞いて結構恐ろしかったのが、他で空中分解した班もあったらしく、その点において私はテックキャンプに通っている中で人にはずっと恵まれ続けました。運だけはずっと味方していたと思います。
#6/12~就活スタート
一応就活はスタートしましたがポートフォリオが全くできていなかったので結局ちゃんとスタートしたのは七月くらいだったと思います。それも最低機能の実装だけデプロイはもっと後にやりましたね。
#就活の軸
私は始めた当時、技術力のつくところを重点的に探していたので、福利厚生や業態にあまり着目せず応募していました。自社受託SES全て見てましたね。SESは評判はよくないですが選考を受ける限りではしっかりしてるなと思う会社は普通に見受けられました。
#就活中やっていた事
就活中の勉強はあまり捗りませんでしたが、就活自体は真面目にやっていたと思います。受ける会社を調べるのは勿論、志望動機や逆質問、その会社に刺さりそうな自己PRなどの切り口を全てメモに書き記して、頭の中をまとめてから臨んでました。元々面接も苦手ではありませんでしたが、試行錯誤を繰り返すうちに短期間で割と面接力はあがったと思います。 wantedlyも作り込んで、スキルも低い学歴も専門卒の私ですら書類の突破率は3割強ありました。自社開発企業から逆オファーきたりとかもしました。速攻で落ちたけど。
あと気晴らしにpaizaをやってたのですが結果的に功を奏しました。Rubyやアルゴリズムの基礎をしっかり学び直せて、ここら辺で今まで学んできたことが一気に繋がりだしました。後日会社の技術試験があったのですが、前述通り覚醒していた私は初見のphpにも関わらず見事に合格しました。
面接官の人にも「すげぇ!」ってプログラミングをしていて初めて褒められたので嬉しかったですね笑
#失敗④ 受かると確信していた最終に落ちる
これは忘れもしませんし、今でもなぜ落ちたのかよくわかっていません。受託開発の最終面接だったのですが、内容はほとんど逆質問で会社の今後の展望などの共有がメインで終わりました。アドバイザーの方にも同時期に同じ会社を受けていた受講生が同様の流れで内定が出ていた事を聞いていたので、絶対受かったと思っていました。本当に凹みました。
#逆転ホームランを打つ
結論から言うとこの最終落ちから数日後、別の自社受託開発企業から内定を頂きます。(私が勤める会社ですね)
この会社は志望度こそ高かったが、内定までの選考フローが長く、まぁ行く事はないだろうと考えていた会社でした。もう金銭的にも精神的にもこれ以上続けるのは限界でしたし、第一志望でないにしても、納得のいく企業さんから内定は頂いてたので終わらせるつもりでした。
しかしその状況を知った会社側が選考フローを短縮してくれ、その面接でもその場で内定(社長が内定でいいんじゃない?と口を滑らせる笑)を頂きました。就活スタート時は福利厚生や給与面は気にせずやっていたのですが、結果的にそのどちらも手に入れる事ができ、こんなにうまくいっていいんだろうか?と思うくらい高待遇で技術的な進化も期待でき、会社も30年以上続いている安定した会社に内定を頂きました。
悪夢の最終落ちから内定まで僅か数日の出来事です。本当に何が起こるかわかりませんね。
#終えてみて
私は今回自分の人生をかけて挑戦して良かったですし、多分エンジニアになった後も色々と挑戦していきます。一度無茶をした事で挑戦する事に対する下地ができた気がしますし、そういった意味できっかけを作れたテックキャンプに通って本当に良かったです。メンバーやライフコーチ、キャリアアドバイザーの方達など沢山の方に支えて頂きました。人に関しては感謝しかありません。
ほぼ自分語りなので参考にはならないと思いますが、やはり学んで欲しいところといえば、学習の遅れだけは気をつける事ですね笑
本当に私みたいに、苦しみます。受講生の方でもし見た方いたら、今からでも取り返してくださいね。。。