PYNQ-Z2
PYNQ-Z2はZynq-7000を搭載した評価ボードです。
https://www.amd.com/ja/corporate/university-program/aup-boards/pynq-z2.html
去年購入したPYNQ-Z2が手元に3セットもあり、遊ばしていてはもったいないので、以下のようなプロジェクトを開始します。
ZynqのPLをスクリプト言語から制御する
スクリプト言語としては以下の候補を考えています。
- python (PYNQ)
- lua
- mruby
制御対象としてシンプルなPLを作成し、言語による制御の違いなどを評価します。もっとも言語自体よりOSやフレームワークに由来する違いのほうが大きいかと思います。
PYNQ
PYNQ-Z2にはPYNQの公式SDカードイメージが用意されています。
http://www.pynq.io/boards.html
これにはLinuxとPYNQ一式が含まれており、またsshdが走っているため、ソースをsftpなどでSDカード上に転送し、sshでログイン、シェルから起動・動作チェックが可能です。つまりSDカードをいちいち抜き差ししなくてよいという使い勝手のよい環境です。
luaとmruby
luaとmrubyについてはまだ深く調査していませんが、freeRTOSの1タスクとして動かそうかと、漠然と考えています。
Linuxが動くのになぜfreeRTOSかといえば、将来的にもっと小規模なボードへの応用も考えているためです。
以前ZyboシリーズでfreeRTOSをブートさせ、DMAをやTCP/IPを含むシステムを構築した経験はあるので、なんとかなりそうです。
今回はここまで。