事前準備
コンパイラを用意し、使い方を調べる
- この記事はborlandを使用する
bcc32 -n出力パス inputFile.c
-n
のうしろにスペース
を入れないように
文字コード
- プログラムのソースファイルと、これから作成するバッチファイルの文字コードは、こちらではShift-JISに統一している
- もし文字化けが出た場合、文字コードを変えてみてください
手順
1. Notepad++プラグインのNppExecをインストール
- 複数行のコマンドを一気に実行できるプラグイン。
- それらのコマンドをスクリプトのように管理できる。
- スクリプトをメニューアイテム/ホットキー候補に作り、Notepad++に提供。
- インストールには、プラグインメニュー>プラグイン管理>チェック>インストール
2. バッチファイルを用意する
- 外部コマンドプロンプトで、コンパイル済みEXEファイルを実行
- 実行終了時に自動的にpauseをかけて、ウィンドウを保持
- 作成フォルダはどこでも良い
runC.bat
@%1
@echo ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
@echo ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
pause
- パラメータで渡されたEXE(フルパス)を実行
- 終了の目印
- 終了の目印
- ウィンドウを保持
3. NppExecスクリプトを作る
- プラグイン>NppExec>Execute
- 下記のコードを入れて、【内容】は自分の環境に合わせて書き換える
- OKをクリックし、動作を確認する
- 確認できたら、もう一度プラグイン>NppExec>Executeを開き、スクリプトに名前を付けてSaveする(例
runC
)
runC
NPP_SAVE
set obj = $(CURRENT_DIRECTORY)\$(NAME_PART)
cd 【C:\C\borland\Bin】
【bcc32 -n$(CURRENT_DIRECTORY) $(obj).c】
cd $(CURRENT_DIRECTORY)
NPP_RUN 【B:\USER_FLODER\document\runc.bat】 "$(obj).exe"
unset obj
- 開いているソースファイルを保存
- 拡張子なしのフルパスを変数に代入 ※
$(XXX)
はNotepad++の環境変数 - コンパイラディレクターに移動
- コンパイル
- 実行フォルダに移動
- EXEフルパスを渡して、バッチファイルを外部実行
- 変数objの消去
4. スクリプトをメニューアイテム/ホットキー候補に登録
- プラグイン>NppExec>Advanced Options>左下のMenuItem欄に注目
- メニューアイテム表示名を入力し(例
runC
)、スクリプトを選び、Add/Modifyで登録 - 右下のOKをクリックし、「Notepad++再起動まで変更が反映されないよ」のメッセージボックスが出る。
- Notepad++再起動
5. ショートカットキー設定
- 設定>ショートカット管理>プラグインタブ
-
runC
にショートカットキーを設定 - もし競合が出たら、競合するメニューアイテムのショートカットが使わないものなら、解除しても構わない
6. Java編
runj.bat
@java %1
@echo ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
@echo ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
pause
runJ(NppExec用スクリプト)
NPP_SAVE
set obj = $(CURRENT_DIRECTORY)\$(NAME_PART)
cd $(CURRENT_DIRECTORY)
"C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_181\bin\javac.exe" $(obj).java
NPP_RUN B:\USER_FLODER\document\Java\runJ.bat $(NAME_PART)
unset obj