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Difyをv1.0.0にマイグレーションする手順

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この記事では、Difyをv1.0.0にマイグレーションする手順を解説します。公式ドキュメントに基づき、具体的なコマンドや手順を段階的に説明します。

はじめに

Difyのマイグレーションを行う際は、データを失わないようにするために事前にバックアップを取得することを推奨します。バックアップの実施方法については、以下の公式ドキュメントをご参照ください。

Dify公式マイグレーションガイドはこちら

私は趣味で利用しているだけなので、この記事の手順では、バックアップを取得せずにマイグレーションを行うプロセスを説明します。必要に応じてバックアップを行った上で、以下の手順を進めてください。


マイグレーション手順

以下に、各ステップごとの詳細な作業手順を説明します。

1. Difyディレクトリに移動

Difyの管理ディレクトリに移動します。

cd /github
cd dify

2. コードの最新化

Difyプロジェクトを最新バージョンに更新します。

git pull

3. Dockerの再起動

プロジェクトの依存関係を正しく動作させるために、Dockerコンテナを停止し、再起動します。

cd docker
docker-compose stop ; docker-compose up -d

4. プラグイン情報のマイグレーション

4.1 コンテナにログイン

DifyのDockerコンテナに入る必要があります。以下のコマンドを実行し、docker-api-1コンテナにアクセスします:

docker exec -it docker-api-1 bash

4.2 プラグイン情報を抽出する

コンテナ内部で、プラグイン情報の抽出を行います。以下のコマンドで実行可能です:

poetry run flask extract-plugins --workers=20

4.3 プラグインをインストールする

次に、抽出されたプラグイン情報に基づいてプラグインをインストールします。

poetry run flask install-plugins --workers=2

4.4 コンテナからログアウト

コンテナ内での作業を終了したら、以下のコマンドでコンテナから出ます:

exit

5. Dockerの再起動

プラグインマイグレーションが完了した後、念のためにもう一度Dockerコンテナを再起動します。

docker-compose stop ; docker-compose up -d

これにより、変更が全体的に適用され正しく反映されます。


おわりに

以上で、Difyをv1にマイグレーションする手順の説明を終わります。この手順に従えば、簡単に最新バージョンへの移行が可能です。

問題が発生した場合は、公式ドキュメントや関連するコミュニティフォーラムを参照してください。Enjoy!!


(おまけ)

私の環境では gpt-4o の JSON Schema を使っていたワークフローがエラーで動かなくなりました。

原因は、gpt-4o-2024-11-20 のモデルを指定していたのに gpt-4o になっていてエラーになっていました。

ワークフローを開いてモデルを gpt-4o-2024-11-20 にすれば解消します。

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