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【イベント】Developers Boost 2019 に参加してきた【ふりかえり】

Last updated at Posted at 2019-12-04

おことわり

ひとまず内容整理のみでの投稿です
感想や今後やることについては後から追記します

イベント概要

イベント Developers Boost 2019
URL https://event.shoeisha.jp/devboost/20191130
形式 セミナー

翔泳社さん主催のU30の若手エンジニア向けの技術カンファレンス
テーマは**「これが私の戦い方」**
開発事例や経験、キャリア戦略といった「戦い方」をシェアしてもらい、若手エンジニアの成長と交流をBoostしようというもの

イベント全体のふりかえり

当時の状況とデブストに期待していたもの

当時の状況

Developers Boostの一週間程前に、マネージャーとの面談で尋ねられた質問があった
「今後のキャリアパスとして、どんなものを目指しているの?」
質問の意図は「希望に沿ってタスクを割り振るから、どんな将来像を持っているか教えてね」というポジティブなものだ

だが私は大変困った
何せエンジニア1年生、目の前の課題を乗り越えていくために必死で将来のことなど何も考えてはいなかった
素直に「将来像はまだイメージできていない」と答えることしかできなかった

「マネジメントをしてみる?」「技術営業をやってみる?」「サポートスタッフの技術向上の講師をしてみる?」
いろんな提案をされたが、どれも自信がなく「挑戦する!」と宣言する勇気が出なかった

行く先知れずの私にかけられた言葉が
「Developers Summit等のイベントに参加して、いろんな刺激を受けてみなさい」
だった

調べてみると、Developers Boostなるイベントが近々あるという

U30の若手エンジニア向けにキャリア戦略をシェアしてくれる」
「私のためのイベントだ!行くしかないね!」

期待していたもの

こうした背景から、漠然と以下のような期待や疑問を抱えていた

  • 「将来像を具体化できないかな?」
  • 「エンジニアのキャリアパスってどんなものがあるのだろう?」
  • 「未経験の物事にどうやって挑戦しているのだろう?」

得られたもの

将来像を考えるための道標

そもそも論だが、将来像は自分で見出すものでイベントに参加するだけで具体化されるようなものではない気がしてきた
典型的なキャリアパスに囚われる必要はなく、自身の好き得意をもとに将来像を描く、という方針が得られた

勇気

複数セッションで、20代という若いうちなら多少の失敗であれば許容されるから挑戦あるのみ!という内容が見られた
私のマネージャーもそんなようなことを面談中にこぼしていたと思う
今のうちに何度も失敗して、そこから何かしらの糧が得られるなら、きっと無駄になることはないという考えで挑戦してみようと思った

アウトプットとふりかえり

変化を生み出すには記録を残しアウトプットをすることが重要であるということを再確認した
これまでも漠然としたイメージを持ったことはあったが、実際に変化を起こせたことは少ない
しかし、一気に大きな変化を起こすよりも、小さな一歩から始めてそれをスノーボールしていく方がやりやすいと思った

そして、エンジニア1年生である以上、新しい経験や学びで溢れている
ただ漠然とこなすだけより、それをふりかえってフィードバックを最適化できれば、きっと成長の度合いは増すと思う

今後やること

自分の「好き」と「得意」の棚卸し

自分が武器にできる「好き」や「得意」を考えても、ぱっと思いつくものがない
「多少まし」「できなくもない」といったややネガティブなイメージを持ちやすい性分なので、しっかり機会を作って棚卸しする必要がありそうだ

積極的なイベントや勉強会への参加

日々の業務の中でも新しい知識や経験を得る機会はあるが、それは業務の関連領域まででしかない
マネージャーから、「積極的に勉強会に参加してみなさい。あまりに無関係なものでなければ出張として行ってもよい。」というありがたいお言葉を頂いているので、お言葉に甘えることにしよう

早速12/10に、[MR 徹底解説] HoloLens 2 x MR Azure Services で実現する世界
へ出席した
ふりかえりアドベントカレンダーの準備を終え次第、このイベントについてアウトプットをする

継続的なアウトプットとふりかえり

これまでも「行動のログ」は欠かさず残してきたが、「公に見える形でのアウトプット」や「体系立ったふりかえり」は気が向いたらといった不定期・不規則なものでしかなかった
これを機会にアウトプットとふりかえりを習慣化するため、生活サイクルに組み込みたい
今の所、あまり順調に組み込めていない状況だ

感想

キャリア戦略のヒントや心構えなど、期待していたものを概ね得られ、とても充実したイベントであったと思う
もちろん、具体的なそれは自分でこれから考えていく必要があるが、大きな手がかりを得られた

また、より広い領域に役立つなと思ったのは、カイゼンの話を聞けたこと、ふりかえりの人を知ることができたことだと思う
インプットに偏った習慣を、アウトプット志向に変えていけるよう心がけたい

セッション毎のふりかえり

私個人が期待していたものに偏りがあるため、セッションの内容整理も「キャリアパス」や「成長戦略」といった観点に偏っていることを予め断っておく

自分の可能性を広げよう!エンジニアとしてのキャリア

千代田 まどか(ちょまど)さん [マイクロソフト]
講演資料
要約「好きこそものの上手なれ & Connecting the Dots」

内容

好きで打ち込めることであれば、自発的にそのスキルやそれに関連するを成長させることができる
将来に責任を持つのは自分だけなので、自分のキャリアのあり方は自分で考えるべきである

感想

アドテクに携わって培った アプリをハイパフォーマンスに保つ設計とコーディング

松宮 康二 さん[マイクロアド]
講演資料
要約「オンメモリ動作と安定性を犠牲にした軽量化設計」

内容

サイズが許容可能なデータは、オンメモリで扱うことで速度向上が見込める
失敗しても重大な問題にならない重要度の低いログなどでは、呼び出し元が成否を関知しないメッセージキューのようなデザインをする
これにより疎結合化し、外部に切り出すことで本体の速度を向上させることができる

感想

20代でマネジメントにチャレンジするということ

飯田 意己 さん[クラウドワークス]
講演資料
要約「キャリアパスとしてのマネジメント & 20代=まだ多少の失敗は許容されるので挑戦あるのみ」
参考書「エンジニアリング組織論への招待」

内容

役割や権限が増すと、純粋な技術だけでなく、マネジメント能力やプロセス改善能力、プロダクト管理能力などが求められるようになる
技術畑だけで上がっていくと、キャリアを重ねた後でこうした能力を習得しなければならず、大変苦労することが考えられる
そこで、若いことのメリット、「多少の失敗は許容される」「フィードバックが集まりやすい」という特徴を生かしてマネジメントに挑戦すべきである
「できなかったらどうしよう」と不安になるのではなく、「やってみて、無理だと思ったらやめればいい」と考える

マネジメントを続けるにせよやめるにせよ、「変化の立会人になれる」「人のトラブルへの経験を積める」といったメリットは享受できる

感想

システムリニューアルをやってみた

渡邉 晋 さん[ウェイブ]
講演資料
要約「定期的な再検討を必ず行う & リリース方針はしっかり比較検討する」
参考書「レガシーソフトウェア改善ガイド」

内容

ビックバンリリース(一気にまるごとリプレース)は不測事態によるリスクが大きい/見積もりより延びやすい
定期的な方針や見積もりの再検討を行うこと
特例コードやドキュメント不備がある場合は開始前に整理しないと膨大な手戻りが発生する
技術的負債を後回しにすると、いつまでも回収されずにのこってしまう
リプレースの結果、自動テストやドキュメント整備、変更に強いアーキテクチャにすることができた

感想

打算的エンジニアの成長戦略 -人より得意な部分で勝負する!-

萩原 公司 さん[エムスリーキャリア]
講演資料
要約「得意なこと/ユニークなことを仕事にできるように & 得意を増やすために様々な講座等への参加を」

内容

MTGで何度も出る単語やコミュニケーションで伸びるスレッドには重要なことやよくあるトラブルが眠っている
チームの価値観と他の人が苦手/やりたがらないことを考えて、その隙間を埋める部分を強くするとユニークな強みになる
得意を増やすためには、学習の機会が必要
自己投資ももちろん必要だが、個人では賄えないようなものも多い
その学習によるリターンを会社にプレゼンして、投資してもらおう!

感想

組織にモヤっとしたら聞く話

蜂須賀 大貴 さん[IMAGICA Lab.]
講演資料
要約「変化や改善を生むには、アウトプットが重要」
参考書「カイゼン・ジャーニー」

内容

学んだことを身に着け、変化を生み出すには、
「学んだことや得た知識を記録する」→「他の人に見えるように発信する」→「実際にやってみる」
組織やチームなどに大きな変化を生み出すには、
「恥ずかしいぐらい派手に始める」→「周りの人に注目してもらう」→「実際に人を巻き込む」
「それで、あなたは何をしている人なんですか」という問を常に問いながら生活するとよい

感想

ゲームをしていたら、半年で大規模サービスのエンジニアとして成長していた -原動力のマネジメント方法-

遠藤 大輔 さん[ゆめみ]
講演資料
要約「心理的障壁をなくして、限界に挑戦しよう」

内容

不安に苛まれて新しいことや変化へ挑戦できないことが多い
アホになって、やってやる!と挑戦してみる - 心理的障壁をなくす
20代=まだ多少の失敗は許容されるのでやってみる - 限界に挑戦する
今のうちなら失敗があってもそれを糧にすることができれば十分取り組んだ価値がある

感想

プロダクトオーナーシップのすゝめ。

小林 千恵 さん[ドリーム・アーツ]
講演資料
要約「プロダクトの価値を、一人ひとりが考え、貢献し、成長させる必要がある」

内容

ユーザーを想定→プロトタイピング→レビューの手順でプロダクトデザインを行う
日頃から、「この人はなにをどうにしているのだろう」「UIが変わったがどういう理由で変えたのだろう」と考えるとよい

感想

エンジニア×〇〇 -職種を「越境」して希少性を出すキャリア-

池上 純平[プレイド]
講演資料
要約「自身の得意を生かして、様々なキャリアを開拓せよ」

内容

エンジニアの典型的なキャリアパスは、「技術を高める」「マネージャーになる」と狭いものになっている
しかし、「エンジニアリングのスキルを持ったまま、別の職種の仕事に手を出すと希少性が出る」
結局は、「業務上の価値を出せていれば評価が得られる」
プロダクト開発以外のキャリアを選択肢に入れ、それを切り拓いてみてはどうか

感想

ふりかえりワークショップ

森 一樹[野村総合研究所]
ワークショップ資料

内容

今日のイベント全体としてのふりかえり
「これが私の戦い方」と言えるものを確立できたら万々歳

ふりかえった内容を周囲の人と共有するワークショップ
共有するというプロセスによって、自然と交流が生まれるように促す

感想

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