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続・15分で資料を読んで30分で対話する「あつ読み」(第13回~第28回)

Last updated at Posted at 2021-10-26

15分で資料を読んで30分で対話する、オンラインでのゆるい読書会を毎週継続しています。
28週続けることができたので、この記事を通して、ここまでのふりかえりをしようと思います。

前回の記事はこちらから。企画の背景と実際の流れや、第1回から第12回までのテーマが書いてあります。

第13回~第28回のテーマ

日付 タイトル
13 2021/07/07 技術的負債とステークホルダと説明責任と
14 2021/07/14 スケールする要求を支える仕様の「意図」と「直交性」
15 2021/07/21 世界一わかりやすいClean Architecture
16 2021/07/28 オープンでフラットな組織が突然「閉鎖的」と言われるとき
17 2021/08/04 マイクロマネジメントは悪か?よりよい組織をつくるためのマネジメント形態についての考察
18 2021/08/11 オブジェクト指向のその前に-凝集度と結合度/Coheision-Coupling
19 2021/08/18 「遅れ」なんてない
20 2021/08/25 若手から見たリモートワーク時代のチームビルディング
21 2021/09/01 【翻訳】技術的負債という概念の生みの親 Ward Cunningham 自身による説明
22 2021/09/08 (社内資料)提供サービスの非機能要件に関する説明資料
23 2021/09/15 エンジニアリングマネージャーとしてどんなことをしているのか?
24 2021/09/22 インストラクショナルデザイン -教えることの科学と技術-
25 2021/09/29 Effective Remote Working
26 2021/10/06 (社内資料)顧客情報取扱規程
27 2021/10/13 ゲーム開発 プロジェクトマネジメント講座
28 2021/10/20 (社内資料)コーチング理論を背景とした研修資料

ふりかえり

以下は、私の個人的なふりかえりです。

よかったところ(Keep)

  • 運営を手伝ってくれる人を募集したところ、すぐに立候補者が現れた
    • GASやSlackのワークフローを利用して、一部の作業を自動化してくれた
    • 私が出席できないときも、ファシリテートしてくれた
  • 題材の候補に関しては、私だけでなく、参加者が挙げてくれるものが増えた
  • 社内資料に関しては、作成者本人が来てくれたことがある。資料や作成の背景について、直接質問できたのがよかった
  • 営業部門の人とも会話することができた
  • 他部門のチームでも、これを参考に同様の会が開かれていた
  • Slack分報で、まとめや感想をつぶやいてくれる人が多い。それが会の宣伝にもなっている
  • 直接参加していない人でも、資料の存在を知るきっかけになり、読んでいることがある
  • 「あつ読み」という名前は、やっぱり社内Slackでの検索性が高くてよい

なんとかしたいところ(Problem)

  • 題材の資料は多数決で決まるのだが、極端に資料の量(ページ数)が多い日がある
    • もうちょっと範囲を絞れないか?
  • 参加者が固定化されてきてしまった
  • 若い人が少ない(あつ読み高齢化問題)
  • 題材とする資料への投票が少なくなってきてしまった

これからやってみたいこと(Try)

  • 入社1~3年目あたりの人を集めて、その人たちだけで対話する回
  • 特定のテーマの深堀り。長めの資料を少しずつ読んでいくイメージ

まとめ

まず、28回も続けられたのはとても嬉しいです。自分だけの力ではできなかったし、運営を手伝ってくれた人や参加者のおかげだと思っています。

私が7月に読んだ記事に「優れた企画は無限に続けられる」ということが書いてありました。

「企画として無限に走れるものが一番優れた企画」というのはすごい言われたんですよね。吉川さんは『世界まる見え』も作ってるんですけど、「日本のテレビが紹介するものより世界で映像が生まれるペースのほうが圧倒的に早いんだから、永遠に番組ができる」と言ってたんです。
【令和テレビ談義】~各局エースディレクター編~<1> テレビが伝承すべきノウハウとは

あつ読みは週1ペースで話題の記事を読んでいますが、それより世界で良い記事が生まれるペースのほうが圧倒的に早いはずです。このため、これからも細かい改善を重ねつつ、ずっと続けられる会になるといいな、と思っています。

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