はじめに
こんにちは。今回はDockerを使用してLaravelの開発環境を構築する際に遭遇したエラーとその解決策についてお話します。
create-project
を実行した後に発生する[RuntimeException] Could not delete ディレクトリ
というものです。
このエラーが発生して、Laravelのインストールが正常に完了せずドツボにはまっていました。
結論
composer config --global process-timeout (任意の秒数)
を実行してタイムアウト時間を延ばす。
記事の対象者
Laravelのインストール中にcould not delete
エラーに直面して困っている方。
コンテナの中身
phpコンテナとnginxコンテナのみのシンプルな構成です。
エラー解消の詳細
まず、Could not delete
エラーについて調べてみましたが、メモリーやネットワーク、権限の問題の可能性があるようです。
しかしながらこれらには問題がなさそうでしばらく立ち往生です。
と、ここで以下の記事を見つけました。
composer で Could not delete エラーで先に進めなくなった場合の対処法
この記事ではcomposer install
の場合でしたが、私の場合でも適用できるかもしれないと思い試してみました。
とりあえず、composer clear-cache
を実行。
次にcomposer config --global process-timeout 600
を実行してタイムアウト時間を延ばしました。
すると、あっけなくインストール完了しました。
まとめ
create-project
の際に同様のエラーが出た場合は、以下の手順を試してみてください。
-
composer clear-cache
を実行してキャッシュをクリアする -
composer config --global process-timeout (長めの時間)
を実行してタイムアウト時間を延ばす -
再度
create-project
を実行する
何か誤りがある場合はご指摘いただければ嬉しいです。