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Flow CLI は、設定(通常はflow.json
ファイル)と呼ばれる状態(state)を使用して動作します。この設定を必要とするコマンドを使用する前に、initコマンドを使用してプロジェクトを初期化する必要があります。状態(state)設定についてはこちらをご覧ください。
flow init
Example Usage
> flow init
Configuration initialized
Service account: 0xf8d6e0586b0a20c7
Start emulator by running: 'flow emulator'
Reset configuration using: 'flow init --reset'
Error Handling
既存の設定がある場合、以下のエラーが発生します。あなたは空のフォルダの中で初期化するか、--reset
フラグを使用、もしくは設定ファイルを最初に削除して、設定をリセットする必要があります。
❌ Command Error: configuration already exists at: flow.json, if you want to reset configuration use the reset flag
Global Configuration
Flowはグローバル設定をサポートしており、これはflow.json
ファイルをホームディレクトリに保存しておき、CLIコマンドを実行する場所に関わらず、それを最初の設定ファイルとして読み込むというものです。
グローバル設定は優先度が最も低く、他の設定ファイルが存在する場合は、そのファイルによって上書きされることにご注意ください。(flow.json
がカレントディレクトリに存在する場合は、それはグローバル設定の重複するプロパティを上書きします。)
--global
フラグを使用して、グローバル設定を生成することができます。
コマンドの例:flow init --global
グローバルFlow設定は以下のように保存されます。
- MacOs:
~/flow.json
- Linux:
~/flow.json
- Windows:
C:\Users\$USER\flow.json
Flags
Reset
- Flag:
--reset
このフラグを使用すると、既存の設定がリセットされ、新しい設定を作成します。
Global
- Flag:
--global
このフラグを使用すると、グローバルなFlow設定が作成されます。
Service Private Key
- Flag:
--service-private-key
- Valid inputs: a hex-encoded private key in raw form.
デフォルトのサービスアカウントに使用される秘密鍵。
Service Key Signature Algorithm
- Flag:
--service-sig-algo
- Valid inputs:
"ECDSA_P256"
,"ECDSA_secp256k1"
- Default:
"ECDSA_P256"
公開鍵のECDSA署名アルゴリズムを指定します。
secp256k1とP-256の曲線をサポートしています。
Service Key Hash Algorithm
- Flag:
--service-hash-algo
- Valid inputs:
"SHA2_256"
,"SHA3_256"
- Default:
"SHA3_256"
アカウント作成時に公開鍵とペアとなるハッシュアルゴリズムを指定します。
Log
- Flag:
--log
- Short Flag:
-l
- Valid inputs:
none
,error
,debug
- Default:
info
ログレベルを指定します。コマンド実行中に表示する出力を制御します。
Last updated on Nov 20, 2024 by Chase Fleming
翻訳元
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Flow BlockchainのCadence version1.0ドキュメント (Initialize Configuration)