初めに
APサーバ(Application Server)に関して、基本的な情報をまとめた。
APサーバ
アプリケーションサーバ(Application Server)は、アプリケーションソフトウェアを実行することを専門とするミドルウェアのこと。
web3階層構造におけるAPサーバは、webクライアントからのHTTPのレスポンス要求を処理するwbサーバとバックエンドのDBサーバへの橋渡しを担う。
APサーバの基本的な機能とされるものは、以下である。※機能についての厳密な定義は存在しない。
- プログラム実行環境の提供
- データベースへの接続機能
- 複数の処理を連結するトランザクションの管理機能
- 処理の流れを制御するビジネスロジックの実装
基本的に大規模なアクセス(処理)が発生する場合に管理・効率化などを行う目的が主となっている。
そのため、webアプリケーションを作成する際に利用するフレームワーク内で開発用サーバが設けられているケースもある。
特に小規模なものであれば、独立したAPサーバが存在しなくともアプリケーションとしては使用可能であるケースも多い。
APサーバの例
ソフトフェアに関するAPサーバは言語ごとに使用されているものがある。
特にPHPではPHP内部(webサーバであるapach内部)にAPサーバとして運用する仕組みがあり、APサーバを別途導入しなくてもよい。
前述の通り、フレームワーク内にAPサーバの役割を有するものもあり、物理的なAPサーバの不在だけでなく、コーディングにおける明示的な指定をしないケースもある。
APサーバー | 言語 |
---|---|
Tomcat | Java |
Glass Fish | Java |
apache | PHP |
Unicorn | Ruby |
Thin | Ruby |
Rainbows | Ruby |
Puma | Ruby |
NGINX Unit | python |
uWSGI | python |
Gunicorn | python |
最後に
APサーバに関して簡単にまとめた。
自身の関与する範囲では、まだあまり深入りしないと思われる。
参考・引用