RユーザのためのRStudio[実践]入門を読みました。その感想と良かった点などを書こうと思います。
感想
某大学の某研究会にてdplyrに触れる機会があり、Tidyverseに興味を持ったことがきっかけで読み始めました。
Tidyverseに触れたことがない方にはおすすめの本だと思います。
例えば、%>%
というパイプ演算子をTidyverseでは利用しますが、利用方法や意味などについて完璧にとは言いませんが理解することができたような気がします。
個人的にはcommand + shift + M
で%>%
のショートカットができることを知れたのが一番良い点でしたw
良かった点
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dplyrについてある程度まとまって書いてある
- dplyrのページでも学習できますが、一度書籍を読んでからの方が理解しやすかったです
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ggplot2のページがカラーになっている
- 引数fillとcolourの違いをようやく理解できました
- RStudioの設定や機能が紹介されている
- 比較的最近出版されている
いまいちな点
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purrrやstringrなどの説明がない
- 実際の前処理などでは関数を適用したりすることが多いので、解説が欲しかったなと思いました
- 第2章のスクレイピングはいらなかったかも知れない...
- 分析フロー全体を紹介する本なので必要な理由はわかりますが...
まとめ
いまいちな点も書きましたが、これからTidyverseを使ってみようと思う方には間違いなくおすすめできる本です。
今は書籍の中でも紹介されていたR for Data Scienceを英語で読んでいます。かなり体系的に解説されており、Rで前処理をする上では読む価値がとてもあるなと思います。