概要
VMware Player上のWindows ServerでHyper-Vが動かないという声を聞いたため、検証をしてみました。
参考URL
検証
環境
検証端末: ThinkPad X1 Carbon
OS: Windows 11 Pro バージョン 23H2
VMware Player workstation 17 Player
検証
機能と役割の変更
調査結果を踏まえ、機能と役割を以下の状態としました。
[無効] Hyper-V
[無効] Windowsサンドボックス
[無効] Windowsハイパーバイザープラットホーム
[無効] 仮想マシンプラットフォーム
なお、以下は無関係そうなので有効としました。
[有効] Linux用Windowsサブシステム
Windowsセキュリティの設定変更
Windowsセキュリティのコア分離で、メモリ保護を無効にしました。
注意点
メモリ保護を無効にしていない場合、ゲストOS起動時に、以下エラーが出ました。VT-xが無効な場合、ゲストOS内でHyper-Vが動作しません。
評価版Windows Serverの取得
以下URLから、日本語のWindows Server 2022(ファイル名: SERVER_EVAL_x64FRE_ja-jp.iso)を取得しました。
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/download-windows-server-2022
仮想マシンの作成
VMware Playerで仮想マシンを作成しました。
仮想マシンの作成
後でOSをインストールするように、仮想マシンの作成を開始します。
仮想化エンジン
CPUパフォーマンスカウンタを有効化すると、以下のエラーで起動しませんでした。
OSインストール
デスクトップを有効化して、OSをインストールします。
機能と役割の追加
Hyper-Vの機能を追加します。
仮想マシンの作成
新規作成ウィザードに従い、仮想マシンを作成します。