アドベントカレンダーの記事です。一日目のuitspitssさんの「36キーのキーボードをコーディングで常用するための Tips」のMiniDox(36キー)に続き、この記事ではcrkbd(42キー)と親指酷使が続きます。42キーでもだいぶ絞っていた気になったのですが、この記事を見てまだまだ絞って効率化できそうだなと感じています。早く記事書き終えてviaイジイジしたい。
4ヶ月程前に自作キーボードをはじめ、そこからちょっと改善する話となぜするかの話なので 湯加減ぬるめの記事になっています. 界隈の沼人の皆様方にはちょっと物足りない記事になりますが、ご容赦ください。
corne chocolate作成と使い心地
今年の8月ごろに初めての自作キーボードとしてcorne chocolateを組みました。薄いラップトップについてる、メンブレン方式のキーボードを3年使っていたのでキーストロークの浅いkailh chocoスイッチが使いたい&肩こりがひどかったので、肩を広げて使えるキーボードの使用に乗り出すためcorne chocolateを購入、組み立てました。
以下は改善したことです。
- 1ヶ月ほどしたところで操作に慣れると同時に、スプリングが鳴いていることが気になりだしてkrytox 105でルブしました(コトコトいい音がするのでぜひ試してみてください)
- 1ヶ月半ほどしたところでラップトップよりなんか重い気がして、(指を乗せるだけで沈むので)ホームポジション以外をスプリングを20gのものに変えました。
身体はtactalityを求める
ここまでいい感じだったのですが、リニアのキースイッチに飽きがきてしまい、タクタイルスイッチも使ってみたくなりました。ところが、残念なことにchocの茶軸スイッチはなんかプチっとした感じというか、ちょっと強く押したらもはやリニアと変わらない感触のはんぱなものしかなく、このままだとあかんとなりました。
chocのタクタイルは買ってはいけないと思います。もし悩んでいる人はred pro買いましょう。リニアかクリック軸にしましょう。どうしてもという方はこちら↓で試すとchocのタクタイルはあかんなとなると思います...
クリック軸タクタイル軸リニア軸2つずつ入っていてキーキャップもついてます。
どうやらholy pandaという利権が絡むほどのスイッチがあるらしい
すごくいい音してる動画:あのキーボードのスイッチを交換して、神キーボードを作る。
とか
gateron ink blackの音コトコト感最高やん
とか
cherry mxの茶軸はタクタイルじゃないらしい
ソース: Trying Cherry MX Browns for the first time.
とか、ネットサーフィンしているといろいろ情報が入ってきて、だんだんcherry mx使いたい欲が出てきてました。
corne chocolate => corne cherry計画
そんなわけで、他のキーボードを1から組むことも視野に入れつつ検討するも、スイッチにお金をかけたいことから今のcorne chocolateのプレートやpro microをベースにcorne cherryを組むことにしました。換装に追加で必要なパーツは以下の3つです。
- crkbdのpcbの販売を遊舎工房が取り扱いをやめたため、pcbの発注が必要
- キースイッチはdropのholy pandaに。音に魅了されました。factory lubeも今はされてないとのことで、購入する
- その他丸形両雌m2スペーサーの長さが違うため、購入
pcbの調達
最低発注数で一番安いのがjlcpcbだったので、こちらで購入しました。クーポンなども使って送料込み込み4500円くらい。発注に必要なデータはfoostan/crkbdで自動ビルドされたものをそのまま放り込むだけなのも選んだポイントでした。(kicadわかんないため)
発注から一週間経たずに手元に届きました。最低発注数でも5枚で割高感がありましたが、残りを自作キーボードのdiscordで譲ることができてしまったため、最終的にはすごくお得に購入することができました。
ところでpcbってみんなでお安く買いたくありませんか?最低発注数で余ったものはどうしてるんでしょう。オフラインイベントとかで売り渡してるのかな。
あとOSSで公開&ガーバーファイルも自動生成するようにまで作ってくださった作者様に本当に感謝です。
Holy pondaの調達
dropから買いました。買ったときちょうどセールをしていたらしく少しだけお得に購入。それでも送料や為替手数料込み込みで結構しました...このお金だけでもいっこキーボード作れる...
ドイツ経由で届くのかなと覚悟していたらアメリカから日本に郵便で届き、こちらも一週間経たず手元に届きました。
鬼門丸形両雌m2スペーサー
実はビルドガイドには7.5 mmのスペーサーが必要とあるのですが、これの調達が一番苦労しました。国内製だと2000円+送料払えば購入できるのですが、たかだかスペーサーにそんなに払う気になれず、aliexpressのこちらを6mmと8mmを購入しました。
こちらはw11の影響でまだ手元に届いていません...
組み立てと感想
まだスペーサーが届いていないのですが、問題なさそうか確認のため作ってみました。
流用したパーツにCorne cherryと記載されていますが、Corne chocolateのものです。同じバーツが使われています。
スペーサーの穴位置は問題なさそうで、8mmで問題なさそうでした。ここが一番心配だったので目測でもとりあえずよかった。
holy pandaめっちゃ音いい。。すごい。(語彙力)
chocと比較して、圧倒的に高さがあるのでパームレスト欲しい感じがします。
今後の改善点
- 動画で見たほどのコツコツ感、木をはじくような石を踏むような音がしていないのですが、マウント方式やプレート、スペーサーをつけてないことに起因していそうです。作りたい。
- 親指の1.5uのキーキャップをつける位置をロータリーエンコーダに変えたいです。スクロールしたりマウス操作したい。作りたい。
- 作ってて気づいたのですが、oledをつけないとスイッチの認識感覚?が遅くなるみたいです。同時押しとして認識されたり各スイッチを感覚を開けて押さないと認識されないみたいな。issue書きたい
まとめ
- crkbd作りました。すごく快適で、OSSありがとうの気持ちでいっぱいです。そろそろ何かの形で還元したいです。
- カスタマイズ性からchocからcherryに切り替えました。よりどっぷり沼にはまりそうです。
- crkbdをベースにロータリーエンコーダを実装したものを作りたいです。がんばります。
なんだかオチもつかずしまらない終わり方ですが、まだまだ道半ばだからということにします。
明日はkurosukeさんのArudino用キーボードを作った話です。arduinoは自律してほかって運用するイメージがあるので、それにキーボードをつけるってどゆこと!?新たな広がりがありそう!とわくわくです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事は途中までcorne chocolate(red pro switch)で、途中からcorne cherry(holy panda)で書きました。!