概要
AWS請求$2.84。。。先月の私のAWS利用料です。
まぁ少額なのでいいですが、予想より使ってしまったな。という印象。
というのも先月はEC2で少しやりたいことがあり、ポチポチとEC2インスタンスを作成して
不要な時は停止していました。
が、費用削減できていなかったのは、EBS$2.01。。。
EC2よりよっぽど費用がかかってしまった。
詳細を見ると、EC2はインスタンスタイプの時間料金なので今回は「$0.0152/1時間」または「$0.0198/1時間」ですね。
対し、EBSは、Snapshotかボリュームのままかで料金が分かれており、単位はGB月ですね。
GB月はちょっとわかりにくいですが、30GBのディスクを1ヶ月まるまる使ったら(EC2の起動/停止に関係なく)30GB月で、
2週間だった場合、およそ15GB月となる感じですね。
それがSnapshotは「$0.05/1GB月」、ボリュームは「$0.12/1GB月」という感じ。
結果、ボリュームの単位料金が他の料金として比較して高く「$0.1」を超えているため
予想より利用料がかかってしまったという感じです。
ということで、今回はEBS利用料金を削減すべく、Snapshotを取って、使うときに戻す
という内容で自分への手順確立のための投稿です。
興味ある方はご覧ください(_ _)
EBS Snapshot手順概要
ざっくり以下の手順でSnapshot作成およびSnapshotからのボリューム作成を行います。
- Snapshot作成手順
- 1.EC2停止
- 2.ボリュームからSnapShot作成
- 3.ボリュームのデタッチ
- 4.ボリュームの削除
- Snapshotからボリューム作成
- 1.Snapshotからボリューム作成
- 2.ボリュームをアタッチ
- 3.EC2起動
Snapshot作成手順
1.EC2停止
とりあえずEC2停止。停止しなくてもSnapshotは取れるけど心情的に停止^^;
その時重要なのは、ルートデバイスをメモっておくこと。
2.ボリュームからSnapShot作成
EBSの「ボリューム」メニューから、対象のボリュームを選択し「スナップショットの作成」
確認画面でもう一度「スナップショットの作成」
3.ボリュームのデタッチ
対象のボリュームを「デタッチ」する
4.ボリュームの削除
デタッチ出来たら対象のボリュームを「削除」する
これでボリューム料金の「$0.12/1GB月」の使用料がなくなる!
Snapshotからボリューム作成
1.Snapshotからボリューム作成
EC2を改めて起動したくなったら、まず
EBSの「スナップショット」メニューから、対象のボリュームを選択し「ボリュームの作成」
確認画面でもう一度「ボリュームの作成」
2.ボリュームをアタッチ
Snapshotから作成したボリュームを選択し「アタッチ」する
アタッチのメニューでデタッチした時のインスタンスを指定し、
「デバイス」欄にインスタンス停止時に確認しておいたルートデバイスを指定
表示されたデフォルトのままではダメ
Windowsの場合は以下のような画面になる。
が、やはりデフォルトの「xvdf」ではなく事前に確認した「/dev/sda1」等を入力する。
3.EC2起動
アタッチが終わったらEC2を普通に起動する
この時、アタッチのところでデバイスを間違っていると、インスタンス開始のエラーが発生する
エラーメッセージを読んでそのままだが、rootにボリュームがアタッチされてないよ。と言われる
(「2.ボリュームをアタッチ」のやり直し)
まとめ
これで使用料は、EC2/EBS起動している分だけ、EBSは「$0.05/1GB」となる。
今月は$1.00くらいに抑えられるかなぁ。
GUIの簡単操作だけど起動の度やるのは面倒になってくる。自動化(CLI?)しようかな。。。
補足
ちなみにEIPを使っている場合は、EC2停止時には料金がかかるのでお気を付けを。。。
EC2を起動しているとEIP自体は無料ですが、使っていないのにEIPを保持しているとお金がかかります。